旅行時期:2010年11月 アメリカ合衆国
セントジョージの町に1泊した後は、ユタ州南部にあるザイオン国立公園 (Zion National Park) へ。
North Fork Virgin River 沿いにそびえ立つ赤い巨岩や絶壁が壮大な景色を創り出しています。
特にタイミングを合わせたわけではなかったのですが、なんと紅葉の真っ盛り。 赤い紅葉は少ないのですが、黄色やオレンジ色の紅葉が赤い岩に映えてとってもきれい。
せっかく紅葉のきれいな時期なので、広葉樹の多い川沿いを歩いてみようということで、まずは車でアクセスできる一番奥の Temple of Sinawava というポイントまで行って、そこから更に渓谷の奥へと川沿いに伸びる Riverside Walk を歩いてみることにしました。(夏期はビジターセンターまでしか自家用車は乗り入れできないので、シャトルバスの利用となります。)
ザイオン国立公園の中には、ウォーキングトレイルが沢山あるのですが、やっぱりこのトレイルを選んで良かった! 紅葉がとってもきれい!
整備されたトレイルが川沿いに続いているので、お散歩気分で簡単に歩くことができます。
川の両岸には、こんな岩や
こんな岩がそびえ立っています。
Riverside Walk をゆっくりと散策した後は、Weeping Rock Trail と Hidden Canyon Trail を歩きました。
Weeping Rock Trail は、Weeping Rock という名前がついた岩 (水が涙のように岩を流れてつたっています) までの短いトレイルで、景色はそれ程でもないのですが、植物園のようにトレイルに生えている様々な植物にネームプレートがついていたので、興味深かったです。
Hidden Canyon Trail のほうは、かなり急な崖をジグザグに上がっていくので、けっこう大変でした。 でも、標高がかなり上がるので景色はとってもきれいでした。
ザイオン国立公園は、実は17年程前に訪れたことがあるのですが、その時は真冬だったんです。 真冬のザイオン国立公園は、川岸の広葉樹が葉っぱを落とし、枯れ木状態なので、今回とはまったく違った印象を受けました。
今回は秋の紅葉と赤い岩のコントラストが本当に美しかったのですが、冬は冬で、緑が少ない分、赤い巨岩と絶壁の強烈なイメージがありました。 きっと緑の葉っぱが茂り、雪解け水で水量の増える春~夏もまた違った魅力があるんだろうな~と思います。
ユタ州南部には、ザイオン国立公園の他にも、ブライスキャニオン国立公園 (Bryce Canyon National Park) や、アーチーズ国立公園 (Arches National Park) といった美しい国立公園がたくさんあります。 広大な自然の美しさを楽しみたい人にはぜひ訪れてみてほしい場所です。
ザイオン国立公園 → National Park Service のウェブサイトはこちら
ユタ州の国立公園 → Utah.com のウェブサイトはこちら
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