旅行時期:2014年11月 USA&コスタリカ
モニュメントバレーの周辺では、グースネックス州立公園とナバホ国定記念物にちょっと寄り道。
グースネックス州立公園(Goosenecks State Park)は、モニュメントバレーの北(ユタ州)にある州立公園。州立公園とは言っても、ビジターセンターがあったりする訳ではなく、コロラド川の支流であるサン・ユアン川が幾重にも蛇行する渓谷を見下ろす展望スポットがあるだけ。
見所はホントにこれだけなので、わざわざ立ち寄るほどでもないかもしれないけど、モアブからモニュメントバレーへと向かう道路(ルート163)から僅か10分ほど車で入った所にあるスポットなので、ちょっと寄り道してみるのも悪くはない、といった感じのところ。
→ Goosenecks State Parkのウェブサイトはこちら
そして、今回の旅で、もう一カ所、モニュメントバレー周辺で寄り道したスポットは、モニュメントバレーの南(アリゾナ州)にある、ナバホ国定記念物(Navajo National Monument)。
ナバホ国定記念物は、モニュメントバレーからフラッグスタッフやペイジの町へ抜ける途中にあるナショナルモニュメント(国定記念物)。 13世紀にこの地に住んでいたアメリカ先住民の住居跡が残っているところです。
ここでは、往復2キロほどの Sandal Trail というトレイルを歩いてみました。
トレイル終点の Betatakin Overlook からは、対岸の崖が一望できて、洞窟状になった岩壁には、当時の住居跡が残っています。
このナバホ国定公園は、モニュメントバレーからフラッグスタッフやペイジに抜ける道(ルート160)から17km ほど入った所にあります。
高い崖の上から渓谷を見下ろすので景色は綺麗ですが、先住民の住居跡はかなり遠くから眺めるだけだし、ナバホ国定記念物のビジターセンターへはルート160から片道で20分近くは入っていかなければいけないので、わざわざ時間をかけて寄り道するほどのこともないかな、というのが正直な感想です。 (パークレンジャー同行のツアーに参加すれば、住居跡の間近まで下りていくこともできるようですが、かなり険しくて長いトレイルのようです。)
→ Navajo National Monument のウェブサイトはこちら
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さて、モニュメントバレーを訪れた後は、当初の予定では、アリゾナ州にあるキャニオン・デ・シェリー国定記念物とペトリファイド・フォレスト国立公園を訪れる予定だったのですが、天候不順のため、予定を変更して、この2カ所はスキップすることにしました。
キャニオン・デ・シェリー国定記念物 (Canyon de Chelly National Monument) は、ナバホ族居住区の辺鄙な場所にあるので、比較的知名度が低いのですが、スパイダーロックと呼ばれる背の高い柱状の岩が渓谷の真ん中に聳え建つ美しいスポットです。 渓谷の底まで歩いて下りていくこともできるし、ホワイトハウスと呼ばれる先住民の遺跡があったりと、なかなか見応えのあるところです。
ペトリファイドフォレスト国立公園 (Petrified Forest National Park) は、荒涼とした土地に、木の化石が散乱しているところ。 ここもかなり辺鄙な場所にあるのですが、あちこちに散在している化石化した丸太の断面は、まるで宝石のように美しく、一見の価値があります。
。。。という訳で、少し残念ではありましたが、キャニオン・デ・シェリーとペトリファイドフォレストは訪れずに、フラッグスタッフに移動。 フラッグスタッフに1泊した後は、セドナへと向かいます。
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