マルセイユは、フランス第2の大都会、また古くから港町として栄えたため様々な人種が行き交うコスモポリタンな町です。
旧港 (Vieux Port)
旧港入り口の両側には、Fort St-Jeanと Fort St-Nicolas という2つの要塞がそびえたっています。
大型客船やコンテナーなどの大型船は新しい港に停泊するため、旧港に停泊しているのはヨットや近郊の島に向かう観光用のボートです。
一見ヨットハーバーのような旧港ですが、毎朝小さな漁船から水揚げされたばかりの魚が埠頭に並びます。
水揚げされたばかりの魚。ピチピチ跳ねてます。生きたタコなんかも売ってました。
エスカルゴ(カタツムリ)も売ってました。
もちろん生きているので、かごの中から這い出して逃げるんですが、その度にこのおばちゃんがすごい剣幕でカタツムリを追いかけてかごの中に戻してました(笑)。
こんな大都会の中で、水揚げされたばかりの新鮮な魚が漁師さんから直接買えるなんて羨ましいです!
パニエ地区
旧港の北側にはパニエ地区(Le Panier)と呼ばれる昔ながらのマルセイユの雰囲気が残っている地域があります。
ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂
旧港の南にある丘の上に建つ教会です。海抜154mの丘の上に建っているので、歩いて登るのはちょっとしんどかったですが、ここからの眺めは最高です。
街路樹が茂りいかにもフランスらしい落ち着いた町並みが続く通り、古い港町の風情が残る地区、ケバブなどの小さな店が並び中東系やアフリカ系の人たちが闊歩する通り、高級ショップやデパートが並ぶ通り、海岸沿いのリゾート地区、イフ島やフリウル島などの美しい島々などなど。。。
“マルセイユはこんな町”と決して一言では言い表せない、多様性に満ちた魅力的な町でした。
マルセイユでは、New Hotel Vieux Port というホテルに3泊しました。ヨーロッパにありがちな、よく言えばクラシカル、悪く言えばちょっと古臭い感じのホテル。決してゴージャスではありませんが、清潔で快適です。このホテルの魅力は、なんと言ってもそのロケーション。旧港のすぐそばなので、観光には最高に便利です。
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