プロバンス地方の素敵な町 エクス・アン・プロヴァンス

フランス

コートダジュールのニースに滞在した後は、プロヴァンス地方のエクス・アン・プロヴァンス (Aix-en-Provence) へと移動。ニースからエクス・アン・プロヴァンスまでは鉄道 (TGV) で約3時間もかかるのですが、昨日のブログにも書いた通り、車窓から見える景色が素晴らしいので苦になりません。

4年前にプロヴァンス地方を訪れた時には、マルセイユに泊まってアヴィニョンを訪れたりしたのですが、エクス・アン・プロヴァンスを訪れるのは今回が初めて。

エクス・アン・プロヴァンスは素敵なところだと聞いていたのですが、いや~、前評判通りというか、想像していた以上に素敵な町でした☆

エクス・アン・プロヴァンスの町の中心となるのが、ロトンドの噴水 (La Rotonde) があるジェネラル ド ゴール広場 (Place du General de Gaulle)。

何本もの道が交差するラウンドアバウトの真ん中にある見事なロトンドの噴水

このジェネラル ド ゴール広場から東へ向かって伸びているのが、ミラボー通り (Cours Mirabeau) というプラタナスが美しい並木道。 カフェやレストランが並び、ちょっとパリを思わせるようなエレガントな通りです。

そして、ミラボー通りの北側のエリアに広がっているのが、エクス・アン・プロヴァンスの旧市街です。

同じプロヴァンス地方のアヴィニョンと比べると、エクス・アン・プロヴァンスには、これといった大きな見どころがありません。(アヴィニョンには、宮殿があったり、川が流れていたりします。) でも、エクス・アン・プロヴァンスは、街並みそのものが、ホントにホントに素敵なんです。

決して派手ではないんですが、落ち着いていて、センスが良くて、とても居心地がいい。ただブラブラと歩いているだけで楽しい町なんです。

 

エクス・アン・プロヴァンスの町には、噴水がたくさんあります。

迷路のような細い路地を歩いていて、角を曲がると突然こんな噴水が目の前に現れると、わお~っ、と思わず感嘆の声を上げるほど感動します。

 

旧市街にはいくつもの広場があって、食料品市場、花市場、古本市場、などが開かれていました。

 

そして、旧市街からミラボー通りを挟んで反対側(南側)に広がるマザラン地区 (Quartier Mazarin) も、魅力的なエリアです。

マザラン地区は、17世紀に貴族のお屋敷街だったところ。 旧市街の迷路のように張り巡らされた路地とは対照的に、マザラン地区は碁盤の目状に道が走っていて、美しい建物や教会が並んでいます。

旧市街とはまた違った魅力があるエリアです。

 

今回エクス・アン・プロヴァンスでは、Renaissance Aix-en-Provence というホテルに3泊しました。

このホテルが、またとっても良かったんです! モダンで快適で、旧市街にも近く、更には、マルセイユ空港やプロバンス地方の各地へ向かうバスが出るバスターミナルも近いので、とっても便利!お勧めのホテルです。

→ Renaissance Aix-en-Provence

 

エクス・アン・プロヴァンスの町は1日あれば十分見て回れるような小さな町なんですが、ひっそりとした早朝、賑やかな昼間、西日の当たる夕方、と時間によって町の雰囲気が変わるので、何度散策しても飽きることがありません。私たちも、1日はマルセイユまで足を伸ばしたのですが、それ以外はず~っとエクス・アン・プロヴァンスの町をぶらぶらして過ごしました。

とても楽しくて心地よい3泊4日となりました。

 

 

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