昨日はモンペリエという町に一泊しました。モンペリエに一泊することにしたのは、今日の朝早くモンペリエを出発するバルセロナ行きの特急列車に乗るためです。
マルセイユからモンペリエまでは列車で1時間半程なので、朝移動してモンペリエを1日見て回るつもりだったのですが… なんとフランスのストライキにあたってしまい、モンペリエまでの列車は午前中はすべて運休とのこと。仕方なく午後に移動することになりました。
翌日のモンペリエからバルセロナの列車も怪しいな、と思ってモンペリエに着いてすぐに調べてみると、案の定、モンペリエからスペイン国境のポルトボー(Port Bou)という町まで特急は運休なので、鈍行を乗り継いでバルセロナまで行くしかないとのこと。提示された時刻表を見ると、なんと2回も乗継が必要で、バルセロナに到着するのが夜の7時。しかも、1回目の乗り継ぎ時間が10分しかなく、こちらでは電車が10分以上遅れることはざらなので、乗り継ぎに遅れたらバルセロナまで当日辿り着けるかどうかも怪しいものです。。。
切符売り場のお姉さんを目の前に、困った顔で“他に選択肢はほんとにないの?”と聞いたところ、隣の駅員さんに何かつぶやいて、“ちょっと待ってて”と奥のオフィスに引っ込んでいきました。かなり長い間待たされた後、やっとお姉さんが出てきて“代替のバスをスペインのポルトボーまで出すことになったから、明日はそのバスでポルトボーまで行って、そこからバルセロナまで特急に乗ってね”とのこと。ホッとしました。
結局、今朝モンペリエのバス乗り場から無事代替バスに乗り、バスは結局ポルトボーまでではなくて、その少し先のフィゲラス(ダリの美術館があることで有名な町)まで乗客を運んで、無事もともと乗る予定だった特急にフィゲラスから乗り込み、今バルセロナへ行く列車の中でこの日記を書いています。
さて、ストライキのトラブルはこの辺で置いといて。。。。
昨日1泊したモンペリエ(Montpellier)の町が、とっても良い町だったんですよ。モンペリエって特筆するような観光名所がないのか、ガイドブックなどにも殆ど載っていないんですね。ですから、大して期待していなかったんですが、とっても感じの良い町で、特に旧市街の辺りは、細い石畳が続く迷路のような道に、ものすごーく可愛い雑貨屋さんとか、センスのいい洋服やジュエリーのショップとか、カフェやバーが並んでいて、めちゃめちゃ楽しかったです。
ストライキがなければ午前中に着いていたはずなので、もっと散策できたのに。。。あ~残念。 いつか又再訪したい町です。
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