庶民的なビーチリゾート サンラファエル

フランス

2019年5月~6月 ヨーロッパ旅行

前回のブログにも書きましたが、今回、私たちは、サンラファエル (Saint-Raphael) という町をベースにして、カンヌの西側のエリアを周りました。ニースに1泊した翌日の午後に、サンラファエルに移動。ニースからサンラファエルは、列車で約50分です。

サンラファエルの町は、海沿いにホテルやコンドミニアム、レストランなどが並ぶビーチリゾートです。

Photo by Stefi123 [CC BY-SA 3.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)]

サンラファエルには、カンヌやニースのようなエレガントな雰囲気はありません。どちらかというと、気取らない庶民的なリゾート、といった趣がする町です。

町には近代的な建物が多く、歴史的な趣が感じられるのは、19世紀後半に建てられたノートルダム・ド・ラ・ヴィクトワール教会と、現在考古博物館となっている12世紀に建てられた旧サンラファエル教会ぐらい。

ノートルダム・ド・ラ・ヴィクトワール教会
旧サンラファエル教会

サンラファエル周辺は、第二次世界大戦時の激戦地となったエリアなので、古い街並みが残っていないのは、それが原因なのかもしれません。

そんな訳で、サンラファエルには、カンヌのような優雅さはないし、ニースのような旧市街もありません。また、アンティーブのような鄙びた街並みを楽しめる場所でもありません。

それでは、なぜ、サンラファエルに5泊もしたのかというと。。。

この町のすぐ東には、エステレル山塊 (Massif de l’Esterel) という美しい山岳地帯と、コルニッシュドル (Corniche d’Or) と呼ばれる美しい海岸線が広がっているから!!

エステレル山塊とコルニッシュドルの海岸線
Photo by N.Baxter at German Wikipedia – Own work, Public Domain, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3263415

過去、カンヌからマルセイユへ移動した時に列車の窓から見た、エステレル山塊とコルニッシュドルの美しい景色がずっと目に焼きついていて、このエリアを歩いてみたい、とずっと思っていたのです。

そして、サンラファエルに滞在することにしたもう一つの理由は、サンラファエルの西にあるサントロペ (Saint-Tropez) という町を訪れてみたかったから。

お洒落なサントロペの街角

サントロペには鉄道が通っていないので、公共交通機関を使って訪れるには、バスかフェリーでアクセスする必要があるのですが、陸路だとものすごく時間がかかってしまいます。その点、サンラファエルからは、サントロペ行きのフェリーが運行しているので、簡単にアクセスすることができるんです。

サンラファエルには5泊したので、アパートメントタイプの宿泊施設を選びました。→ こちら

バルコニー付きの最上階。
エレベーターがないので、荷物を持って上がるのがちょっと大変。

booking.com で予約をしたのですが、鍵の受け取りはキーボックスで、返却もキーボックスに入れるだけ。結局アパートメントのオーナーの人とは一度も顔をあわせることはなかったので、ま、Air B&B みたいな感じですね。

鉄道駅からも徒歩3分、サントロペ行きのフェリー乗り場やビーチもすぐ近くなので、とても便利。お部屋も広くて清潔で、洗濯機もあったので、快適に過ごすことができました。

上にも書いたように、サンラファエルの町には見所はあまりないのですが、美味しいパン屋さんやお惣菜のお店などもたくさんあって、また、海辺なので魚屋さんも充実していたので、キッチン付きの宿泊施設に泊まって良かったな、と思いました。

サンラファエル滞在中、一つだけ残念だったのは、お天気。。。

天気が良かったのは、サントロペに行った日だけで、あとはどんより曇り空&雨。。。そして、気温がかなり低くて、寒かった!!

自然の美しいエリアだけに、お天気に恵まれなかったのは、本当に残念でした。

次回のブログは、サンラファエルから日帰りで訪れたサントロペをご紹介します。

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