昨日のブログにも書きましたが、ニースのビーチは石ころだらけ。。。
ヨーロッパでは砂利みたいな小さな石のビーチってよく見かけるんですけど、ニースのビーチは結構大きな石ころなんですよ。(コート・ダジュールでも、カンヌやアンティーブなどは砂のビーチだったので、この石ころビーチはニースだけなのかもしれません。)
そんな訳で、ビーチ自体はイマイチなんですが、ニースの魅力は、ビーチ沿いに続くプロムナード。
コート・ダジュールの海岸線は、入り組んだところも多いのですが、ニースには真っ直ぐな海岸線がず~っと続いていて、ビーチ沿いにプロムナード・デ・ザングレ (Promenade des Anglais) と呼ばれる広い道ががひたすら続いています。
入り組んだ海岸線も美しいけど、真っ青な海を見ながら海岸沿いをずーっと歩くことができるのは、やっぱり気持ちがいい。
そして、ニースのもうひとつの魅力は、旧市街。
ニースの旧市街 (Vieux Nice) は、東西に伸びるプロムナード・デ・ザングレの東端辺りにあります。 広い大通りのプロムナードから旧市街へ一歩足を踏み入れると、そこは細くて暗い迷路のような路地が続く別世界。
旧市街のマルシェ(市場)も賑やかで、見ているだけで面白い。
この時期のフラワーマーケットでは、シャクヤク(ボタン?)がたくさん売っていて、私もシャクヤクを育てたくなっちゃいました。
ニース滞在中、食事をして、とっても気に入ったのが、ニースの旧市街にあるこちらのお店。
Bistrot d’Antoine (住所:27 r. de la Préfecture 06300 Nice)
いかにも、ビストロ~って感じの、小さなお店。
まず、最初にパンと一緒に出てきたのがこちら。
オイルサーディーンを使ったリエットのようなものと、オリーブ。
オイルサーディーンの缶を器に利用しているのがお洒落ですね☆ ちなみに、フランスのオイルサーディーンって、とっても美味しいし、缶にプリントしてある絵やロゴもとっても可愛いんです。
そして、前菜に選んだのは、ニース風サラダ。
2人で1品頼んだら、2皿に取り分けて出してくれたので、こちらの写真は一皿の二分の一の量です。
グリーンピースや小さなソラマメを生のままサラダに加えてあるのがとても美味しかったし、ツナの火の通り加減も素晴らしい!私はニース風サラダが好きで良く頼むのですが、これ、今まで食べたニース風のサラダの中で、一番美味しかったです!!
そして、私が選んだメインはホタテ貝とフォアグラのソテー。
下に添えてある温野菜も、ジューシーで、とっても美味しい! ラディッシュを温野菜にしてあるのが面白い。 ラディッシュ=生で食べるって思いがちですが、ラディッシュは大根の仲間なので、火を通すと、大根みたいにジューシーになって、美味しいんですね。 真似したいアイディアです!
夫が選んだメインは、仔牛肉。(結構赤いお肉ですけど、たしか仔牛肉だったと思います)
火の通し方がいい感じ。 こちらも美味しかったそうです。
前菜もメインも、とても美味しかったので、デザートも頼んでみました。
パンナコッタのベリーソース。
フランスでパンナコッタってどうなの?って思ったんですが、パンナコッタ大好きなので。。。
甘さ控えめで、柔らかくって、と~っても美味しいパンナコッタでした☆
こちらのお店は、Lonely Planet でお勧めされていたのですが、地元の常連客も多く、雰囲気・サービス・味と三拍子揃って◎。 私たちはランチの早めの時間に訪れたので空席がありましたが、予約もかなり入っていたようですし、あっという間に席が埋まっていました。
ニースでは、AC Hotel Nice というホテルに宿泊しました。モダンで快適な客室、ホテルにはプールもあるし、ビーチもすぐそば。旧市街のマルシェも、海沿いのプロムナードをぶらぶらと歩いて25分ほどです。
今回ニースには5泊したのですが、近隣のモナコやカンヌに比べると、ニースの町は、ちょっぴり庶民的。私は個人的にはカンヌのほうが好きだなあ~と思いましたが、町の規模としてはニースのほうが大きいので、レストラン・買い物・宿泊施設・交通アクセスなど、ニースのほうが選択肢は豊富。
限られた日数でコートダジュールの優雅な雰囲気を味わいたい場合にはカンヌに滞在したほうがいいかな、と思いますが、長く滞在するにはニースのほうが便利で自由が利くと思います。
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