セビーリャは滞在が楽しい町。旧市街の散策が楽しいということも一因ですが、レストランやバルが充実しているというのも大きな要因です。
実は、セビーリャの前に訪れたコルドバとグラナダでは、食事がいまひとつだったんです。 私の探し方が悪かったのかもしれないんですが、ここ絶対行ってみたい!と思わせるようなお店が見つからず、結局、老舗と呼ばれるような評判の良いお店を選んで何軒か行ってはみたものの、あまりに観光客相手すぎる感じだったり、お店としての努力が感じられなかったり。。。
一方、セビーリャは、アンダルシア州の州都だけあって、かなり大きな町。 観光客だけじゃなくて、地元の人たちでも町が活気づいているので、こういう町での食事はやっぱり美味しいですね。
こういう町では、昔から地元の人が集まるような老舗も良いのでしょうが、コルドバとグラナダでの反動からか、セビーリャでは、あえてちょっとイノベイティブなお料理を出すお店での食事となりました。
セビーリャで美味しかったお店、3軒の紹介です。
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Zelai (住所:Calle Albareda 22, Sevilla)
セビーリャの市庁舎 (Ayuntamiento) がある広場 Plaza Nueva の近くにあるモダンなお店。
お料理はこんな感じ。
マーシュとビーツとゴートチーズとカリカリにんにくのサラダ。 マーシュは、サラダ菜のような柔らかい食感の癖のない野菜。マーシュって種から簡単に育てられるのよね。 そうだ、今年はマーシュの種を撒こう!
イベリコ豚のカルパッチョ。 キノコとケイパーベリーが散らしてあって、香り付けにトリュフオイルを使ってます。
クリエイティブで美味しく、サービスも行き届いていて、久しぶりに生き返った気がしました。(大袈裟な!笑)
私たちはこの日レストランのほうで食事をしたのですが、このお店にはバルもあります。バルのメニューも良さげだったので、ひょっとしたら、バルの方が品数が色々と食べられて良かったのかもしれません。
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La Bulla (住所:Calle Dos de Mayo, Sevilla)
セビーリャの大聖堂と闘牛場の中間辺りにあるモダンでカジュアルな感じのお店。
メニューがスペイン語だけだったのですが、お店のスタッフの方が親切に英語で全部説明して下さいました!
お料理はこんな感じ。
グリルした野菜を使ったサラダ。 サラダ系のものが食べたいんだけど~とお店の方に相談したら、これをオススメされました。 美味しかったです。
海老を春巻きの皮のようなもので巻いて揚げたもの。マスタードの効いたソースがついていて、美味しかった。こんな風に円錐型に巻くと、手でつまんで食べやすいですね! 真似したいです。
巨大なイカのグリル。 柔らかくて美味しかったけど、実は、これ、牛肉だと思って注文したんです。。。(もちろん、お店が間違ったんじゃなくて、私たちが注文し間違ったんですよ。)
カジュアルでフレンドリーで、とっても楽しく食事ができるお店です。
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Vineria San Telmo (住所:Paseo Catalina de Ribera 4, Sevilla)
サンタクルス地区の近くにあるカジュアルなお店。 このお店、メニューが豊富で、お料理のサイズが選べるようになってるのが嬉しい!
お料理はこんな感じ。
海老のカルパッチョ。ぼたん海老のお刺身みたいに甘くてねっとりとして、美味しかった~。
茹でた紫キャベツとブルーチーズとパインナッツのサラダ。 色がとっても綺麗!
上に紹介した2軒に比べると、オシャレ度は低いけど、美味しくて値段もお手頃でした☆
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セビーリャには、この他にも、行ってみたいな~と思うお店がたくさんありました。
私たちが滞在したのは、土・日・月 の3泊だったのですが、行ってみたかったお店のうち何軒かは、日曜日や月曜日がお休みだったので、残念ながら行く事ができませんでした。
セビーリャは、本当に滞在が楽しい町。
アンダルシア州の州都だけあって、鉄道やバスなどの便もいいので、アンダルシア州を巡る時には、セビーリャをベースにするのも一手です。
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