マドリード郊外 アルカラ・デ・エナーレス

スペイン

2024年5月~6月 スペイン北部 + イタリア南部 + フィンランド

ブルゴスから高速鉄道に乗って、マドリードに到着。

今回はマドリードに2泊することにしたのですが、マドリードには今まで何度も訪れたことがあるので、特にこれといって観光したい場所が思いつかない。。。

そこで、マドリードに到着した翌日は、マドリードの郊外にあるアルカラ・デ・エナーレス(Alcalá de Henares)という町を訪れてみることにしました。

アルカラ・デ・エナーレスは、15世紀に大学都市として築かれた町。大学を中心とした古い町並みは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

1499年にコンプルテンセ大学として設立されたアルカラ大学の校舎

実際に訪れてみるまで、なぜこの街が世界遺産に登録されているのかが良く理解できていなかったのですが、大学のために計画されて作られた学園都市としては世界最古の街(=都市計画によって作られた世界最初の大学都市)ということで、大学と歴史地区が世界遺産に登録されているのですね。

歴史を感じさせる校舎が街のあちこちに点在していて、例えると、ちょっと、イギリスのオックスフォードみたいな感じの街です。

アルカラ・デ・エナーレスは、「ドンキホーテ」の作者であるミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes)の出身地としても知られています。

歴史地区には、セルバンテスの生家があり、博物館として内部が公開されています。

セルバンテスの生家(入場無料)
セルバンテスの生家の前にあるドン・キホーテとサンチョ・パンサの像

また、歴史地区の中心ともいえるセルバンテス広場にはセルバンテスの銅像が立っています。

セルバンテス広場
セルバンテス広場にたつセルバンテスの銅像

アルカラ・デ・エナーレスは、特にこれといった観光名所があるわけではないのですが、歴史地区の街並みがとても美しく、のんびりと散策するのがとても楽しかったです。

マドリードから電車で簡単に訪れることができるので、マドリードで半日ほど時間が空いた時におすすめしたいデスティネーションです。

アルカラ・デ・エナーレスへのアクセス

マドリードのアトーチャ駅から電車(セルカニアス)で約35分。

アルカラ・デ・ヘナレス駅から歴史地区までは、徒歩約10分。

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