2017年5月~6月 ヨーロッパ旅行
今回4泊してめっちゃ気に入ったモノポリ (Monopoli) の町。
中世に築かれた城壁が今でも残っていて、城壁の内側には、細い石畳の道が迷路のように続く旧市街の街並みが広がっています。
洗濯物 がはためく路地があったかと思えば
お洒落なB&Bやブティックホテルが並ぶ通りがあった り
美しい広場が現れたり
16世紀に築かれた城塞が残っていたり
昔ながらの風情ある漁村の雰囲気が残っていたり
モノポリの旧市街は、散策がめっちゃ楽しい!
モノポリの旧市街を歩いていると、数え切れないくらいたくさんの教会に遭遇します。
その中でも際立って美しいのが、バロッ ク様式のカテドラルです。
このカテドラルは、もともと12世紀に建てられたものを、18世紀 にバロック様式で建て直したもの。カテドラルには、12世紀に筏に乗ってモノポリの海岸に打 ちあげられたというマドンナのイコンや、筏の木材が保管されています。
モノポリの教会群の中でも特にユニークなのが、マドンナ・デル・ソッコルソ(Madonna del Soccorso)という地下聖堂です。
知らないと通り過ぎてしまいそうな木製の扉が地下聖堂へ の入口。地下聖堂への入口の扉の上には可愛らしい彫刻とギリシャ文字が刻まれてい ます。
扉の中にある階段を降りていくと、地下には、岩をくり抜いて造られた11世紀のクリ プト(地下聖堂)があるのですが、残念ながら私たちが訪れた時は扉が閉まっていて、中へは入れなかったんです。。。残念!
そしてもう一つ、見逃してはならないのは、下の写真の右側に写っているサンタマリア・デル・スッフラジョ教会(Chiesa Santa Maria del Suffragio)。
この教会には、プルガトリオ教会(Church of Purgatorio)という別名がついています。プルガトリオ(煉獄)というのは、天国と地獄の間にあ り、小罪を犯した死者の魂が苦罰によって浄化される場所。
一見、普通の教会に見えるのです が、よく見てみると、教会の扉やファサードは骸骨やドクロの彫刻で埋め尽くされています。
教会の内部には、なんと、神父のミイラも飾られているんですよ。
モノポリの旧市街を歩いていると、教会の多さもそうですが、街のいたるところにマリア様の肖像画が飾られていたりして、モノポリの人たちの信仰心の深さをひしひしと感じます。私たちの滞在中にも、宗教的な行事が行われていて、とても興味深かったです。
モノポリの旧市街には、レストランやバーが数多くあるのも嬉しいところ。
レストランがたくさんある通りや広場は、夜になると、多くの人で賑わいます。
治安も良いので、夜間も心おきなく散策できるし、めっちゃ楽しかったです!
コメント
素敵な街ですね! 大きな有名な観光地を駆け回るのもいいですが、こういう場所を見つけた時の喜びは・・・。大きなヒントをいただきました!モノポリ、次に行きたいと思います!
くまさん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ~。こういう町を見つけた時の喜びは、何物にも代えがたいですね!
是非是非、モノポリ、いらしてみてください!