トレドを訪れる前にスペインのガイドブックを読んでいた夫が「トレドはマジパンが有名らしいよ」と教えてくれたのですが。。。
実は、私は、マジパンが苦手。
(教えてくれた夫もマジパンは苦手らしい。)
ちなみに、マジパン(スペイン語ではマサパン)というのは、アーモンドの粉と砂糖を練ったもので、着色料を加えて色をつけて、粘土細工のようにして、よくお菓子の飾りにしてあるアレです。
。。。というわけで、トレドのマジパンにはまったく興味がなかったのですが、トレドの町を歩いていると、マジパン屋さんのショーウィンドウに、私が知っているマジパンとはまったく違うものが飾られているではないですか!
着色がしてなくって、自然な焼き色がついてるんですよ!!
マジパン嫌いだから買わないよ~と宣言してたにもかかわらず、あまりの可愛さに買ってしまいました(笑)
食べてみると、思ったほど甘くもなく、アーモンドの香りがして、美味し~いって感激するほどでもないけど(笑)、これならお茶請けにつまむのも悪くないかな。
ただし、この後、トレドの町のレストランで食事をした時に、コーヒーと一緒にやっぱりマジパンが出てきたのですが、その時のマジパンは、めちゃめちゃ甘くてNGだったので、お店によってかなり味が違うのかもしれませんね。
私の買ったマジパンのお店は、Santo Tomé というお店。 1856年に創業したマジパンの老舗で、トレドの旧市街の中に何店舗かあります。
(→ ウェブサイトはこちら)
ディスプレーもとっても素敵で、思わず買いたくなっちゃいます。
Wikipedia によると、マジパンっていうのはどうやら中東に起源があるらしいですね。 ということは、これもトレドのイスラム文化の一端なのかもしれませんね。
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