マドリード (Madrid) には、むか~し一度来たことがあるのです。でも、何故だかあまり記憶に残っていなかった町。
夫いわく、パレス周辺や繁華街をうろついたらしいのですが、私の記憶に残っているのは、レンタカーを返却するのにさんざん道に迷ったことと、体調が悪かったのでホテルのすぐ隣にあったギリシャ料理のレストランで夕食をとったこと。。。 (スペインでギリシャ料理食べるなんて。。。笑)
今回は、サラマンカやトレドに行く前後にマドリードに1泊ずつしたことと、最後にマドリードをベースにしてセゴビアやチンチョンを訪れたこともあって、思う存分マドリードの町を歩き回ってきました。
マドリードは大都市なので、エリアによって色々と特徴があるところが、ちょっと東京みたい。
あちこち歩き回った中で、一番気に入ったのは、マヨール広場の周辺。
特に、マヨール広場から南へ延びる Calle de Cuchilleros という通りと、その先の Calle de la Cava Baja という通りには、古くて趣のある建物が並んでいて、良さげなレストランやバーがいっぱい。
そして、マヨール広場のすぐ西にあるサンミゲル市場 (Mercado de San Miguel) も面白い。
ガラス張りのモダンな建物の中に、色々な食材を売るお店が入っているのですが、バルのようにその場で食べられるようにもなっていて、市場というよりは、巨大なフードコートみたいな感じ。
この辺りを歩いたのが、丁度日曜日だったので、とっても賑やかで、楽しかったです☆
マドリードは大都市だけあって、いたるところにレストランやバルがあります。
滞在中は、ガイドブックやらレビューやらを参考にしながら、伝統的な老舗のレストランとバル、そしてモダンなレストランとバルを何軒かチョイスして行ってみたのですが、正直イマイチなところが多くて。。。 選び方がマズかったのかなあ。
そんな中、一番気に入ったのが、ココ。
マドリードのサンタアナ広場にある Cerveceria Alemana という伝統的なタパスバーです。
マドリードに来て、CERVECERIAっていうのを良く見かけたんですけど、セルベセリアっていうのは、ビアホールっていう意味なんだそう。
確かに、小さなテーブルと椅子がずらっと並んでいて、居酒屋や大衆食堂といった趣です。
サラダはレタスとトマトと玉ねぎのスライスとグリーンオリーブとツナが入っているだけのシンプルなサラダなんだけど、レタスがとっても新鮮で、トマトも玉ねぎも甘みがあって、オリーブがとっても美味しくって。。。 とっても美味しいサラダでした。
そしてイベリコハムもかなり霜降り状態で、パンと一緒に食べると口の中でトロ~っととろけて幸せ~な美味しさ。
ここを訪れたのは、バルセロナで Comerç 24 を訪れた翌日だったのですが、Comerç 24 のような創作的なお料理も美味しいけど、こういう素材が良くてシンプルなものも甲乙がつけ難いぐらい美味しいよね~、とつくづく思ったのでした。
今回、マドリードでは、AC Hotel Carlton というホテルに泊まりました。このホテルを選んだ理由は、マドリードのアトーチャ駅に近かったから。駅からホテルまで、歩いて5分もかかりません。アトーチャ駅には空港バスも停まりますし、トレド行きの高速列車もアトーチャ駅から出ています。また、ホテルからプラド美術館へも歩いて10分ぐらいです。決してゴージャスなホテルではありませんが、モダンで快適なホテル。宿泊費もお手頃で、おすすめですよ。
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