旅行時期:2010年11月 アメリカ合衆国
サン・ルイス・オビスポ (San Luis Obispo) は、サンフランシスコの南約380キロ、ロサンゼルスの北約300キロのところにある町です。
先日訪れたカーメル・ミッションが建てられた翌年の1772年に、同じスペイン人宣教師によって建てられたミッションが街の真ん中にあります。
レンガ造りの古い建物やビクトリア調の家なども見られ、とても落ち着いた、雰囲気の良い街です。
サン・ルイス・オビスポの街は、周りを美しい山々で囲まれていて、リンゴの果樹園があったり、ワイナリーも近くにたくさんあります。
また、車で20分ほどで、モロ・ベイ (Morro Bay)、アヴィラ・ビーチ (Avila Beach)、ピスモ・ビーチ (Pismo Beach) といった海辺にアクセスすることもできます。
私が特に気に入ったのが、アヴィラ・ビーチ (Avila Beach)。
アヴィラ・ビーチは、周りを山に囲まれた、とても小ぢんまりとしたビーチリゾートです。
ビーチリゾートとしては最近整備されたようで、ビーチの周辺には、新しい建物が並んでいます。
そして、このビーチエリアの先には、Port San Luis という漁港のエリアがあります。
この Port San Luis の漁港と桟橋の周りには、ペリカンなどの水鳥やオットセイがものすごく沢山います。
オットセイがまるでイルカのように群れをなして、魚の群れを追って泳いでいます。
水鳥がものすごい勢いで急降下してきて魚を獲るので、まるで魚雷のように水しぶきがあがっています。
こういう光景が、湾のあちこちで起こってるんです。 きっと魚がたくさんいるんですよね~。
そして、この Port San Luis の桟橋には、フィッシュ・マーケットもあって、新鮮な魚介類も買うことができるらしいんですが、この日は、アメリカの Thanksgiving の祝日で、マーケットはお休みでした。 私、フィッシュマーケットを見るのが大好きなんですよねー。 あ~、ものすごく残念!
フィッシュマーケットはお休みだったんですが、水揚げをしている漁師さんがいて、見てみると、オイスター、アワビ、ムール貝、ロブスター、カレイなどが水槽の中に入っていました。
こんな光景を見て “ランチは絶対シーフード!!” と意気込んでいたのですが、アヴィラ・ビーチのレストランも、サン・ルイス・オビスポのレストランも、Thanksgiving でみんなお休み。。。 結局、唯一開いていたデニーズでランチ (笑)。
アメリカの Thanksgiving Day (11月の第四木曜日) は、もともと秋の収穫を祝う日として始まったもので、この日は家族が集まって食事をする (七面鳥を食べます)、という、クリスマスと並ぶぐらいアメリカでは重要な祝日です。 家族が集まるという意味でいうと、日本のお盆みたいな感じかな。
Thanksgiving の日は、お休みのところが多いだろうな~、とは予想していたのですが、ここまで全て閉まってるとは思いませんでした。
結局ワイナリーにも行けなかったし、サン・ルイス・オビスポとアヴィラ・ビーチは、また機会があったらリベンジしたいなあと思います。
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