古代ローマの円形競技場 コロッセオ

イタリア

2024年5月~6月 スペイン北部 + イタリア南部 + フィンランド

16日間のスペイン滞在を終えた後は、飛行機でローマへひとっ飛び。スペインのマドリードからイタリアのローマまでは、約2時間半のフライトです。

今回イタリアでは、イタリア半島南端のカラブリア地方を訪れるのが目的なのですが、カラブリア地方へ向かう前に、ローマで2泊することにしました。

ローマには観るところが本当にたくさんあって、何度訪れても楽しい町。ローマを訪れるのは5回目なのですが、今回は初心に戻って、コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘の3か所を再訪することにしました。

この3か所のチケットは共通券になっていて、どちらを先に訪れても構わないのですが、コロッセオはあらかじめ予約しておいた時間に入場しなくてはなりません。

私たちは朝一番の8時半にコロッセオの入場を予約したので、まずはコロッセオへ。。。

ローマのシンボルともいえるコロッセオ(Colosseo)は、西暦80年に作られた円形競技場です。

外から見るだけでも、そのスケールの大きさに圧倒されるのですが、中に入ると、古代ローマ文明の凄さに驚かされます。

観客席や通路の配置など、現代のスポーツ・スタジアムと構造がそっくりなんですよ。

古代ローマ時代に、こんな建築が設計されて作られていたなんて、びっくり。

そして、2000年近くたった今現在も、倒壊することなく、こんなにちゃんとした形で残っているなんて、古代ローマの建築技術って、本当にすごいです。。。

コロッセオでは、映画「グラディエーター」にあったように、剣闘士(グラディエーター)が殺し合いをしたり、猛獣狩りをする見世物が行われていました。

当時闘技が行われていたアリーナは一部が再建されていて、残りの部分は、アリーナの下にあった地下がむき出しになっています。

手前の板張りの部分がアリーナ

地下は、剣闘士や猛獣が待機をしていたエリアです。

一番安いチケットでも1階から地下を見下ろすことはできる。地下におりるにはアンダーグラウンド用のチケットが必要。

ちなみに、コロッセオの入場チケットには様々な種類があって、私が購入した「24H – Colosseum, Roman Forum and Palatine」という最もベーシックなチケットでは、アリーナと地下に入ることはできません。

ただし、このチケットでも、アリーナと同じ階(1階)にある展望スポットにアクセスすることはできますし、地下も、1階部分から見下ろす形で、かなり間近に見ることができました。

奥の板張りの部分がアリーナ。左手前のバルコニーの部分は一般エリア。どちらからも地下を覗き込むようにしてみることができる。

コロッセオの地下の部分は2021年までは入ることができなかったエリアです。決められた時間ごとに係員が誘導して見学する形式で、人数に限りがありますので、地下へアクセスできるチケットを購入したい方はチケット発売直後に購入したほうが良いと思います。(訪問日時の1か月前に公式ウェブサイトで発売になります。)また2024年5月からはアティックと呼ばれるコロッセオの3階~5階のエリアも一般公開が始まりました。こちらのチケットも人数に限りがあり、すぐに売り切れてしまうようです。

コロッセオとフォロ・ロマーノ(パラティーノの丘を含む)の入場チケットを販売する公式ウェブサイトは、2024年4月から新しくなりました。チケットの種類や予約方法について、別途まとめましたので、チケットを選ぶ際の参考にしてくださいね。

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