ワインの名産地リオハ州へ

スペイン

2024年5月~6月 スペイン北部+イタリア南部+フィンランド

サラゴサでの滞在を終え、リオハ州の州都ログロ―ニョ(Logroño)へやってきました。

リオハ州(La Rioja)はスペインでも有数のワインの産地。リオハ地方のワインは今まで何度も口にしたことはありますが、実際にこの地方を訪れるのは初めてです。

リオハ州の州都ログロ―ニョ

サラゴサの町があまりに美しかっただけに、それに比べるとログロ―ニョ(Logroño)の街並みはかなり地味に感じます。特に、新市街は、味気ないアパートメントが並んでいるエリアが多く、あまり魅力的ではありません。

一方、旧市街は、小ぶりですが、なかなか趣があります。

というのも、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路がこの街を通っているのです。

旧市街のローレル通り(Calle del Laurel)サン・フアン通り(Calle San Juan)周辺には、タパスバーやレストランがずらりと並んでいます。

ログロ―ニョは観光客が少ないので、レストランやタパスバーも観光客向けの店は少なく、地元の人たちで賑わっている感じ。なので、派手さはなくても料理のレベルは高く、さらに値段も安い!!

美味しいお酒があるところに美味しい食あり、と言われますが、正にその通りです。

さて、今回ログロ―ニョでは、AC Hotel La Rioja というマリオット系のホテルに泊まったのですが、このホテルは正直言っておすすめできません。ホテルの設備的にはまったく問題ないんですけどね、場所がいまいち。旧市街から1キロほど離れていて、ホテルの周りはなーんにもありません。この町は旧市街の食べ歩き・飲み歩きが楽しいので、絶対旧市街の中もしくは旧市街の近くに泊まるべし。

旧市街の近くにNH Hotel があったので、そちらに泊まるべきでした。→ NH Logrono Herencia Rioja

ログロ―ニョの美味しい店

私が気に入ったログロニョの美味しいお店をご紹介します。

Bar Soriano

立ち飲みオンリーの小さなバル。旧市街のローレル通り(Calle del Laurel)の突き当りを曲がったところにあります。

地元のおじさんがふらっと立ち寄って、カウンターでワインを1杯頼んで、おしゃべりして、じゃーまたね、と去っていく感じのお店です。

タパスはマッシュルームと小エビを使ったこちらの一品のみ。

熱々でジューシーなマッシュルームが激うまです。

Umm No Solo Tapas

お洒落でモダンな感じのタパスバー。ログロ―ニョの旧市街ではこういう雰囲気の店は珍しい。旧市街のサンフアン通り(Calle San Juan)にあります。

店内や店外にテーブル席(ハイテーブル&チェア)があるので、着席して飲食が楽しめます。(大人気のお店なので、なかなか空席が見つからないんだけど。。。)

カウンターに並んだピンチョス系のタパスだけじゃなくて、注文してから調理してくれるタパスもあるのが嬉しい。

注文は取りに来ないので、自分で空席をみつけて、黒板に書いてあるメニュー(スペイン語オンリー)を見て、店内のカウンターで注文します。

Restaurante Iruña

旧市街のローレル通り(Calle Laurel)にあるレストラン。

スペインのレストランは、ランチは1時半とか2時スタートというお店が殆どです。ここも開店直後の1時半に予約なしで飛び込んで食事をしましたが、人気店のようで、あっという間に満席になりました。

旬のホワイトアスパラガスと、牛肉のグリルを1皿ずつ頼んでシェア。

スペインでは1皿を複数人でシェアしても嫌な顔をされることはありません。シェアしたいときは、注文時に “Compartir(コンパルティ―)” と告げると良いです。(お店によっては “Compartir” と告げると、一人分ずつ盛り分けて出してくれるところもあります。)

デザートは、フランのアイスクリーム添え。       

シンプルな料理ですが、食材の質も良く、丁寧に調理してあって、とても美味しかったです。

ブドウ畑に囲まれた可愛い村 ラガーディア

ログロ―ニョに滞在中、ラガーディア(Laguardia)という可愛い村まで日帰りで出かけました。

ログロ―ニョからバスに揺られて約20分、城壁に囲まれたラガーディアの村に到着。

ラガーディアの村は、丘の上にあって、眼下には見渡す限りブドウ畑が広がっています。

城壁の中に入ると、まるで中世にタイムスリップをしたかのような石造りの街並みが広がっています。

小さな村の中には、ワイナリーも何軒かあって、テイスティングツアーに参加してワインセラーを見学したりもできるようになってます。そして、もちろん、ワインバーやタパスバーもありますよ。

ログロ―ニョの町から簡単にアクセスできるので、日帰りエクスカーションにおすすめです。

ログロ―ニョ&ラガーディアへのアクセス

ログロ―ニョは、サラゴサ、ビルバオ、ブルゴスを結ぶ交通の要所にあります。サラゴサからは鉄道(RENFE)で約2時間、ビルバオからはバス(Curadra Bus)で約2時間、ブルゴスからはバス(JIMENEZ またはALSA)で約2時間。チケットは前もってオンラインで購入することをおすすめします。

ラガーディアへは、ログロ―ニョからバス(ALAVA)で約20分。チケットはオンラインでも買えるし、バスの運転手さんから買うこともできます。

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