アマルフィ海岸に近い居心地の良い町 サレルノ

2019年5月~6月 ヨーロッパ旅行

バジリカータ州のマラテーアに2泊した後は、カンパーニャ州のサレルノへ。マラテーアからサレルノへは、特急列車(インターシティ)で約1時間半です。(ナポリからサレルノへ行く場合は、普通列車で約40分です。)

サレルノ(Salerno)は、アマルフィ海岸の東にある比較的大きな港町。

サレルノは観光地として知られる町ではないのですが、鉄道・バス・フェリーといった交通機関を使っての移動が便利な場所なので、ここに3泊して、アマルフィやパエストゥム遺跡を回ることに。

サレルノの鉄道駅周辺には、ちょっと時代遅れな感じの7階建てぐらいのアパートメントが林立していて、列車の窓からサレルノの街並みを見た時は、「この町に泊まることにしたのは失敗だったのかな。。。」と、到着早々ちょっと気分がへこんでいたんです。

ところが、駅の外に出てみると、これが、なかなか良さそうな町なんですよ。

駅前から続く商店街 ヴィットリオ・エマヌエレ通り(Corso Vittorio Emanuele)

海辺ならではの明るくリラックスした雰囲気の街で、新市街の商店街には、ショップやレストランもたくさん並んでいます。そして、治安も良さそうで、若者もたくさんいて、活気があるんです。

そして、新市街の西に広がるサレルノの旧市街も、とっても魅力的。

新市街のジョイア・フラヴィオ広場から、この門をくぐると旧市街

観光地化されすぎてはいないんだけど、細い路地にお洒落なブティックやレストランが並んでいたりして、いい感じ。

ナポリと違って、人通りの少ない路地でも心配することなく歩けちゃうのも嬉しい。

旧市街いちばんの見どころは、11世紀に建造されたサン・マッテオ大聖堂 (Catedrale di San Matteo)

レンガ造りの鐘楼と渋い色合いの柱廊がものすごく美しくて感動。鐘楼の形や、柱廊のアーチとアーチの間に施された幾何学模様の細工が、アラブ風。

大聖堂の内部も美しく。。。

説教壇に施された細工も、アラブ風で、とーってもエキゾチック。

そして、階段を下りて、聖マタイ(12使途の1人)の遺骸が安置されているというクリプタ(地下聖堂)に入ると、この煌びやかさ!

天井に描かれた絵画も見事ですが、柱や壁には、まるでタージマハルを思わせるような象嵌細工が施されています。

私は、スペインのアンダルシア地方で見られるような、アラブ文化の影響を受けた建造物が大好きなので、この大聖堂はとーっても気に入りました。

サレルノの旧市街をぶらぶらと散策していると、ガイドブックにも載っていないような教会や礼拝堂にたくさん遭遇します。その中でも、特に感動したのがサン・ピエトロ・ア・コルテ教会(Chiesa di San Pietro a Corte) です。

この教会は、8世紀にロンゴバルド族のアレキ2世が、古代ローマの公衆浴場の施設があった場所に建造したもの。教会内では、古代ローマ時代(1世紀ごろ)の浴場跡や、12世紀ごろのフレスコ画などを見学できるようになっています。

遺跡が大好きな私にとっては、たまらなく楽しい教会でした。

サレルノの旧市街を散策していると、まるで、私の住むメルボルンの路地を思わせるような、ストリートアートに溢れたエリアにも出くわしました。

この周辺は、ちょっと寂びれた雰囲気の建物が多くてお店なども殆どないのですが、こういうところでも、歩けちゃうのが、サレルノの良いところですね。ナポリだったら、こういう感じの場所は怖くて歩けないと思うから。。。

サレルノでは、Salerno e le due coste というアパートメントタイプの宿泊施設に泊まりました。

建物自体はかなり年季が入ってると思うのですが、私たちが泊まった1LDKのスーペリアアパートメントは、モダンに改装されていて、必要なものも何でもそろっていて、とても快適。オーナーの人がとても親切かつプロフェッショナルで、到着時には駅のホームまで出迎えに来てくれたのも嬉しかったです。ロケーションも、鉄道駅まで徒歩5分、旧市街まで徒歩5分、アマルフィ方面へのフェリー乗場まで徒歩10分、と、最高に便利でした。

→ Salerno e le due coste

サレルノは、ポジターノやアマルフィのような派手さはないけれど、とても居心地の良い町。観光地やリゾート地っぽい町に泊まりたい人は、ポジターノやアマルフィに泊まったほうが良いと思いますが、ゆっくりと暮らすようにステイしたい人は、サレルノをベースにしてあちこち回るのもおすすめです。

宿泊費やレストランでの飲食代なども、アマルフィ海岸の観光地に比べると、格段に安いですよ!

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