カリジニ国立公園(Karijini National Park)は、面積62万ヘクタールを超える(大分県より少し小さいくらい)の広大な国立公園です。ハマースレー山脈に位置するこの国立公園には、25億年もの月日をかけて創り出されたダイナミックな景色が広がっています。
主な見どころは、上の地図の赤・青・緑の丸で囲った3つのエリアに集中していて、その中でも、まず最初に訪れたいのが、上の地図の赤で囲まれたエリアです。
前回のブログで紹介した「カリジニ・エコ・リトリート(Karijini Eco Retreat)」という宿泊施設は、このエリアあります。カリジニ・エコ・リトリートのすぐ東にあるのが、ジョフリ滝 (Joffre Fall) とジョフリ渓谷 (Joffre Gorge) です。
歩くのが苦手な場合は、ジョフリ滝の展望スポットまで車で行くことも出来ますが、カリジニ・エコ・リトリートから渓谷の対岸にあるジョフリ滝の展望スポットまで、大自然の中を歩いて行くのは、とても楽しかったです!
そして、ジョフリ滝の展望スポットから4キロほど北には、ノックス渓谷(Knox Gorge)を見渡す展望スポットもあります。(車でアクセス出来ます。)
カリジニ・エコ・リトリートから北へ10キロほど車を走らせたところにある、ウェアノ渓谷周辺も見所がいっぱいです。ここは、レッド渓谷(Red gorge)、ウェアノ渓谷(Weano gorge)、ジョフリ渓谷(Joffre gorge)、ハンコック渓谷(Hancock gorge)という4つの渓谷が合流する地点で、ウェアノ・リクリエーション・エリア(Weano Recreation Area)の駐車場からは、幾つものハイキングトラックや、展望スポットへアクセスできるようになっています。
この2つの展望スポットからの景色は、言葉を失うほど壮大で素晴らしいです。あまりに景色が壮大すぎて、写真にうまく収まっていないのが本当に残念。。。
そして、こちらは、ウェアノ渓谷を歩くウォーキングトラック。
秘境感溢れるウォーキングトラックで、歩くのがとても楽しかったです。
このエリアには、様々なウォーキングトラックがあるので、個々の体力にあわせて、大自然を楽しむことができます。展望スポットから景色を眺めるだけでも、充分に秘境を味わうことができるので、歩くのが苦手な人にもおすすめです!
さて、カリジニ・エコ・リトリート周辺の見どころを見終わったら、今度は、国立公園東部のデールス渓谷(Dales Gorge)周辺へ。上の地図の青で囲ってあるエリアです。
カリジニ・エコ・リトリートからデールス渓谷までは、舗装されていない最短の道を使えば約45km、舗装された遠回りの道を使うと約85km。舗装されていない道の方が距離的にはずっと短いのですが、ちょっと心配だったので、私たちは遠回りをして舗装された道経由で訪れました。
デールス渓谷のエリアは、渓谷の崖上と崖下の両方にウォーキングトラックが設置されていて、渓谷沿いの滝や泉を訪れることができるようになっているのが特徴です。
水遊びができる場所がたくさんありますので、ぜひ水着を着用して出かけたい場所です。
デールス渓谷には、トイレの設備はありますが、売店などはなかったと思います。私たちはカリジニ・エコ・リトリートでランチボックスを用意してもらい、デールス渓谷でピクニックをしました。デールス渓谷の駐車場から10キロほど離れたビジターセンターには売店があって、飲み物はそこで買うことができますが、アウトバックをドライブする際には、水は余分に持って出かけましょうね!!
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