ローマ水道橋の聳え立つ町 セゴビア

スペイン

マドリードに滞在中、セゴビア (Segovia) まで日帰りの旅に出かけました。

マドリードからセゴビアまでは高速鉄道で30分と聞いて、最初は高速鉄道で行くつもりだったのですが、よく調べてみると、高速鉄道のセゴビア駅は、セゴビアの旧市街からかなり離れたところにあるとのこと。(高速鉄道のセゴビア駅から旧市街まではバスで30分もかかるんだそう。。。)

一方、マドリードからセゴビアまでの直通高速バスは75分かかるけど、セゴビアの旧市街のすぐ近くに到着するし、便も頻繁に出ているので、結局マドリードのプリンチペピオのバスターミナルから出ているSepulvedana社の高速バスで行くことにしました。

セゴビアに着いて、バスターミナルから旧市街のほうへ歩いていくと、まず目に飛び込んでくるのが、天空に聳え立つローマ水道橋。

生活水を運ぶためにローマ時代(1~2世紀ごろ)に建設された水道橋。 L字型に全長700メートル以上に渡るこの水道橋の一番高い部分は28メートルもあります。

この巨大な水道橋、石と石の接合部にはモルタルのような接合材は使われていないんだそうです。 上部が下部よりも広くなった逆台形の石が組み合わされてアーチになっているんですね。 これって、石が一個はずれたら、全部崩れてきちゃうのかしら。。。

それに、こんなに大きな石を、こんな高さまで、いったいどうやって積み上げたのか。 スゴイです。

このローマ水道の西側には城壁で囲まれたセゴビアの旧市街があります。 12世紀~17世紀にかけて毛織物工業で栄えたセゴビア。 石畳の道に古い建物の並ぶ、とても魅力的な町です。




セゴビアの町を歩いていて気づいたのが、ほとんどの建物の外壁に幾何学模様のエンボスが施されているということ。


なんとなく中東の文化の香りがするんですけど、やっぱりイスラム統治時代の影響なんでしょうか。

それにしても、スペインは、訪れる町ごとに、建物の様式に特徴があって、面白いなあ~と思います。

旧市街の一番奥、西端の崖の上あるのが、アルカサル(お城)。

このお城、ディズニー映画の白雪姫に出てくるお城のモデルとなったという説があるそうです。

確かに、おとぎ話に出てきそうなお城ですね。

このお城の外壁にもやっぱり円形模様ののエンボスが施されていました。

 

セゴビアの町は、周りの景色も美しい。

緑がいっぱいで、とってものどか。 遠くには雪を冠した山々も見えるんですよ。

セゴビアの町の外側には川が流れていて、川沿いを歩く長いウォーキングトラックもあるようでした。

あ~、日帰りじゃなくて、1泊すればよかったな。。。

セゴビア、とっても素敵な町でした☆

 

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→ マドリードのおすすめホテル

 

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