新鮮なシーフードが豊富で、リック・スタインのレストランやジェイミー・オリバーのFifteen など美味しいレストランも多いため、食通に大人気のコーンウォール。
もちろん、先日のブログにも書いたリック・スタインの The Seafood Restaurant のお料理は、ものすご~く美味しくて感激したわけですが、セント・アイヴスで食事をした Alba というレストランもなかなか美味しかったです。
セント・アイヴスのAlba で食べたお料理。
そして、コーンウォールで美味しい食べ物は、シーフードだけではありません。
コーンウォールの食べ物と言われて、まず思いつくのはこちら。
コーニッシュ・パスティ。 (”コーニッシュ (Cornish)” というのは、”コーンウォールの” という意味です。)
イギリス系移民が多いオーストラリアでもコーニッシュ・パスティは良く見かけるのですが、コーンウォールに行くからには是非本場のコーニッシュ・パスティが食べてみたい!と思ってたんですよね。
ちなみに、上の写真のコーニッシュ・パスティは、パドストウにあるリック・スタインのパティスリーで買ったもので、とっても美味しかったです。 私がオーストラリアで食べたことのあるコーニッシュ・パスティよりお肉の割合がずっと多くて、お肉の旨みが野菜にしっかりしみこんでいる感じがしました。
The Cornish Pasty Association によると、本物のコーニッシュ・パスティとは、
”D”の形をしていて、綴じ目が側面にある。(たまに上面に綴じ目があるコーニッシュ・パスティがあるのを見かけますが、あれは本物とは言えないそうです。笑)
中身には、粗くカットした牛肉もしくは牛挽肉(牛肉の量は、全体の12.5%以上)、じゃがいも、スウィード(swede)、じゃがいも、玉葱を使う。
材料の旨みを引き出すために、ゆっくりと焼き上げる。
ペーストリーは、ミルクもしくは卵でつやを出して、黄金色に香りよく焼きあがっており、形が崩れたり割れたりせず、しっかりとしている。
合成香料・添加物を使っていない。
コーンウォールで作られている。
なんだそうです。 スウィードを使わないといけないんですね!
コーンウォールでは、コーニッシュ・クリームも有名。 コーニッシュ・クリームというのは、クロテッド・クリームのことです。
こちらは、ルーの町で食べた、アップルパイのコーニッシュ・クリーム添え。
もちろんコーニッシュ・クリームも美味しかったのですが、アップルパイも、甘さ控えめで、中身のりんごが大きめに切ってあるのでシャキシャキしてて美味しかったです! 私がアップルパイを作るときはいつもリンゴをクタクタに煮込むのですが、これはさっと炒めただけでパイに詰めて焼いてるんだと思います。 今度、真似しよーっと。
そして、写真はないんですが、コーニッシュ・クリームを使ったコーニッシュ・アイスクリームもあちこちで売っていて、これもとっても美味しかったですよー。
そして、こちらは、Gevrik という、コーンウォールのゴートチーズ。
セント・アイヴスの Alfresco というレストランで食べたもので、小さなチーズを丸ごとさっとグリルしています。 カマンベールのように白カビに覆われていて、中はソフト。 それほどクセもなく、とっても美味しかったです。 また食べたいけど、オーストラリアで見つけるのはちょっと難しそう。。。
と、こんな感じで、コーンウォールには美味しい物がいっぱいで、大満足でした!
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