コーンウォール地方というのは、イギリス南西部に細長く突き出している部分。ケルトの文化が残る地域で、美しい海の景色と、美味しい魚介類が楽しめることでも有名です。
デヴォン州のエクセターからダートムーア国立公園を横断した後に向ったのは、コーンウォールの南東部にあるルー (Looe) という小さな町。
ルー川が海に流れ込む河口にある町なのですが、川の両側が急な斜面になっているために、斜面にへばりつくように建物が建っています。
川と海に面しているので、漁業が盛んな町で、コーンウォールで2番目に大きな魚市場があるそうなのですが、残念ながら私が訪れた日は3連休の祝日だったので、魚市場はお休み。
代わりに、観光客が一杯で、船着場や堤防ではたくさんの子供たちがカニを獲っていました。 ワタリガニぐらいの大きさのカニがいっぱい獲れてましたよ!
ルーの町は、細い路地に石造りの古い建物が並ぶ、とっても可愛い町。
観光地としても人気があるようで、小さな町のメインストリートには、コーニッシュ・パスティのお店や、コーニッシュクリーム(クロテッド・クリーム)を使ったコーニッシュクリーム・ティーやコーニッシュ・アイスクリームのお店がずらっとならんでいます。 そして、良さげなB&Bもたくさんあります。
私たちが泊まった Meneglaze という B&B も、清潔で明るくて、オーナーのご夫婦も親切で、とても良いB&Bでした。 このB&Bは、なんと言っても、専用駐車場があることがポイント高いです。 ルーだけでなくコーンウォールでは駐車場を見つけるのは至難の業。レンタカーで旅する場合、駐車場があるかどうかを確認して宿泊施設を選ぶことが重要です。
ルーに宿泊した翌日は、ルーの西にある フォイ (Fowey) というフォイ川の河口にある町を訪れました。
朝早かったからということもあると思うのですが、ひっそりとして、ルーよりずっと落ち着いた感じの町です。 なんだか時が止まったかのよう。
フォイ川の向こうには、対岸のポルルーアン (Polruan) の町が見えます。
なんて美しいんでしょう! このフォイの町がとっても気に入ってしまいました。
今度またこの辺りを訪れることがあったら、フォイの町にゆっくり滞在してみたいな~。
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