ボローニャの町の中心にあるのが、マッジョーレ広場 (Piazza Maggiore)。 この広場の周りには、教会や数々の美しい宮殿が建っています。
そして、この広場からアルキジンナージオ通り (Via Archiginnasio) を南に少し歩いたところに、アルキジンナージオ宮殿 (Palazzo dell’Archiginnasio) があります。
アルキジンナージオ宮殿は、1803年までボローニャ大学があったところです。 表はポルティコのアーケードになっているので、知らないと通り過ごしてしまいそうなのですが、この建物の中を見学することができます。
ものすごく重厚な雰囲気。
この時代の大学は、今とは比べ物にならないくらい特別な場所だったんだろうなあ。
こちらは、この建物が大学だった当時、解剖学の講義が行われた講堂。
真ん中の大理石の台で人体解剖が行われたそうです。 ひょえ~。
ちなみに、このアルキジンナージオ宮殿の建物の一部は、今は市民の図書館になっています。
ボローニャ大学は、1803年にナポレオンによってここから現在のザンボーニ通り(Via Zamboni)に移転されました。 11世紀に創立されたボローニャ大学は、ヨーロッパ最古の大学なんだそうです。
大学があるからか、ボローニャの町はアカデミックな落ち着いた雰囲気もありながら、かつ若者も多く活気に溢れているんです。夜になると若者が集まるバーなんかもあったりして、昼間とはまた違った顔を見せてくれるのも、ボローニャの魅力です。
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