食いしん坊の町 バルセロナ

スペイン

バルセロナ(Barcelona)を訪れるのは2度目です。

前回訪れた時に主な見所は観て回ったので、今回は町をぶらぶら散歩したり、買い物をしたりと、ゆったりとバルセロナの町を楽しむことにしました。

ランブラス通り (La Rambla)

バルセロナの町の中心カタルーニャ広場から港まで続く大通りで、道の真ん中が広い歩道になっています。歩道の両側には、花屋さん、鳥を売る店、ハムスターやウサギなどの小動物を売る店、大道芸人などが並んでいます。

ランブラス通りの中ほどにある市場 Mercat de la Boqueria

この市場は本当にすごいです。見た事もないような食材がいっぱい売ってます。
日本人も食にこだわりを持ってますが、バルセロナの人たちも食べることが大好きなんですね。

お肉屋さんのショーケースに入った“三匹の子豚”

色とりどりの果物や野菜

 

ハムやソーセージのお店

ハモンセラーノ(スペインの生ハム)特にハモンイベリコは本当に美味しい。脂がのってて口の中に入れるととろけます。どうしてこんなに甘みがあるんでしょうか。ドングリを食べてるから?

 

魚介類も新鮮で、種類が豊富

この左上に写ってる Navajas という貝(剃刀の刃みたいな形なので英語だと Razor Cramと言うようです)がどうしても食べてみたくって、この後Cal Pepというタパスのお店で食事をしたときに注文しました。

ランブラス通りの東に広がるのが ゴシック地区という、古い街並みが残るエリア。


このあたりは、中世の雰囲気がそのまま残っています。 街角でスパニッシュギターを弾くミュージシャンがいたりして、雰囲気たっぷりです。

ゴシック地区の東にひろがるボルン地区も古い街並みが残る素敵なエリア。ピカソ美術館もこの地区にあります。 ピカソ美術館は前回訪れたのですが、とても素晴らしい美術館でした。子供の頃のデッサンから、あの“ピカソ”になるまでピカソの作品を時代を追って見ることができるようになってます。ボルン地区は、細い路地が迷路のように入り組んでいる中に、素敵なお店やギャラリーがあったりするので散策が非常に楽しい地域です。 良さげなタパスバーやレストランもいっぱいあります。

この地域にある、お気に入りのタパスのお店はここ。


Cal Pep
Placa de les Olles, 8, Barcelona

前回バルセロナに来たときにここで食事をしてとても気に入ったので、又やって来ました。ピカソ美術館から海の方向に向かって少し歩いたところにあります。とても小さなお店で、開店前から行列ができます。

メニューはなくて、こういうものが食べたいと言うと、お店の人が適当に出してくれます。

今回は、アーティチョークと市場で見たNavajasという貝が食べたかったので、その2つをリクエストして、後はお任せにしました。

左:Padronというしし唐のようなグリーンペッパーのグリル。グリルして塩を振ってあるだけなんですが、これが美味しい!
右:アーティチョークの唐揚げ。アーティチョーク大好きなんです。カラッと揚がって美味しかったです。

左:Navajasという貝のグリル。市場で見たこの貝がどうしても食べてみたかったんです。 これって日本ではマテ貝っていうやつですかね? イカと帆立貝を合わせたような味で美味しかったです。
右:白身魚とジャガイモとトマトのグリル。魚の種類は…わかりません! たぶん、モンクフィッシュ(アンコウ)かな?と思います。

左:アサリのソテー。とても新鮮で美味しいアサリでした。細かく切ったハモンセラーノが入ってました。
右:スパニッシュオムレツ。このオムレツ、中がクリーム状でとろとろ! ジャガイモと細かく切ったハモンセラーノが入ってます。これ、絶品です!

デザートです。甘さ控えめのカスタードクリームとサクサクのペーストリー、上にかかったカラメルが香ばしくてとても美味しかったです。バルセロナのあるカタルーニャ地方はカスタード系のデザートが美味しいです。

この白縁メガネにファンキーな柄物パンツのおじさんがオーナーなんですが、市場の競りをやる人のようなダミ声で、ものすごく活気があります。

味も美味しいんですが、雰囲気が最高に楽しいタパス・バーです。

それにしても、バルセロナは美味しいものが一杯ある町で、食いしん坊にはたまらない町です。今回は滞在中の1日が日曜日で、もう一軒行ってみたかったレストランがお休みでちょっと残念でした。スペインはカソリックの国なので、バルセロナのような大都会でも日曜日はお休みというところが多いです。また来ないといけませんね(笑)。

 

→ バルセロナのおすすめ宿はこちら

 

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