イスタンブールの観光名所が集まる旧市街から金角湾 (Golden Horn)を渡ったところに広がっているのが、ベイオール地区(Beyoğlu)というエリア。
このベイオール地区は、オスマン帝国時代の19世紀に外国人居住区として栄えていた場所。 ベイオール地区のある金角湾の北側は、一般的に新市街と呼ばれるのですが、ベイオール地区は、19世紀当時の洋風建築が並ぶちょっとレトロな雰囲気を持った繁華街です。
ベイオール地区は小高い丘状になっているので、ガラタ橋のたもとのカラキョイ (Karaköy) からベイオールのチュネル (Tünel)までと、ボスフォラス海峡に面したカバタシュ (Kabataş) からタクシム (Taksim) まで、2本のフニキュラー(ケーブルカー)が走っており、チュネル⇔タクシム間はレトロなトラムが走っています。
このレトロなトラムが走っているイスティクラール通り (İstiklal Avenue) は歩行者天国。沢山の人で賑わっていて、日本で言う所の銀座通りっていう感じです。
イスティクラール通りからタクシム広場にかけては、ストリートフードを売るお店や屋台がいっぱい。
イスタンブールの町を歩いていると、あちこちで、こういう可愛い屋台を見かけます。
一番良く見かけるのが、プレッツェルみたいな形をした胡麻つきパン、焼きとうもろこし、そして焼き栗。
焼き栗は、どの屋台でもこんな風に皮を半分剥いた形で売ってます。
ベイオール地区は、特にこれと言った観光名所があるわけではないのですが、イスタンブールの人たちで賑わう商店街やレトロな雰囲気の小道やアーケードをぶらぶらと散策するのがとても楽しいところ。
そして、ベイオール地区には雰囲気の良いレストランもたくさんあるので、イスタンブール滞在中は、午前中は旧市街で観光名所を見学、その後ガラタ橋を渡って、午後はベイオール地区でランチ+散策、という毎日が続きました。
イスタンブールを訪れて最も意外だったのは、ツアーなどに参加しなくても、公共交通機関+徒歩で、簡単に観光できちゃうってこと。
欧州とはいえ、イスラム教の国だし、言葉もトルコ語だし、もう少し観光しずらい場所かと思ってました。
さて、次回のブログでは、ベイオール地区で食べた美味しい物を紹介します☆
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