2026年2月
テキサス州サン・アントニオに2泊した後は、サン・アントニオのダウンタウンでレンタカーをピックアップして、テキサス州→ニューメキシコ州→アリゾナ州という3つの州を周るドライブ旅へ出発。

今回のドライブ旅でテキサス州を起点とした理由は、テキサス州南西部にあるビッグ・ベンド国立公園(Big Bend National Park)に行ってみたかったから。サン・アントニオからビッグ・ベンド国立公園までは650kmほど離れているので、途中にあるDel Rio という町で1泊して、ビッグ・ベンド国立公園へ向かいました。
ビッグ・ベンド国立公園 は、面積3,242 km2(東京都の面積の約1.5倍)の広大な国立公園です。国立公園の近くにあるターリングア(Terlingua)という町に2泊して、国立公園の自然を思う存分楽しみました。チソス山脈(Chisos Mountain)とチワワ砂漠(Chihuahuan Desert)、そしてリオ・グランデ川(Rio Grande)が作り出すダイナミックな景色が素晴らしかったです。
ビッグ・ベンド国立公園のハイライト
ビッグ・ベンド国立公園のハイライトは、チソス山脈の西側を走るロス・マクスウェル・シーニック・ドライブ(Ross Maxwell Scenic Drive)という片道50kmのドライブルートです。
この道路沿いにはいくつもの展望スポットやウォーキングトラックがあるので、あちこちで途中下車をしながら、ビッグ・ベンド国立公園の大自然を満喫することができます。
ソトル・ビスタ(Sotol Vista)という展望スポットからの景色

バロ・メサ(Burro Mesa)という岩山

ラバの耳(Mule Ears)という名前がついた山

セロ・キャステラン山(Cerro Castellan)とタフ渓谷(Tuff Canyon)

こんな不思議な色合いの地層がむき出しになった場所も。。。

デザート・マウンテン・オーバールック(Desert Mountain Overlook)という展望スポットからの景色

リオ・グランデ川(Rio Grande)。川の向こう側はメキシコです。

サンタ・エレナ渓谷(Santa Elena Canyon)

サンタ・エレナ渓谷がロス・マクスウェル・シーニック・ドライブの終点です。ここから先はOld Maveric Road という未舗装の道が国立公園のWest Gateまで続いているのですが、この道は4WDオンリー。なので、再びロス・マクスウェル・シーニック・ドライブを戻ります。往復100kmのドライブになりますが、きちんと舗装された道路ですので、快適なドライブが楽しめます。
ロス・マクスウェル・シーニック・ドライブには、飲食店や売店などは一切ありませんので、途中ピクニックをしたい方は、食べ物や飲み物を持って出かけましょう。
ビッグ・ベンド国立公園 その他の見どころ
広大なビッグ・ベンド国立公園には、この他にもいくつもの見どころがあります。

チソス・ベイスン(Chisos Basin)は、チソス山脈の山々に囲まれた盆地です。ここにはキャンプ場やロッジがあり、周辺にはいくつものウォーキングトラックもあります。チソス・ベイスンは、国立公園のパンサー・ジャンクションから約15kmほどのところにあります。
フォッシル・ディスカバリー・エグジビット(Fossil Discovery Exhibit)では、このエリアで発見された太古の化石などの展示を見ることができます。


展示場の隣にある高台からは周辺の砂漠の景色も一望できます。

フォッシル・ディスカバリー・エグジビットは、国立公園のパンサー・ジャンクションから北へ13キロほどのところにあります。
リオ・グランデ・ビレッジ(Rio Grande Village)は、公園東部のリオ・グランデ川沿いにあるキャンプ場で、周辺には、自然の温泉プールやウォーキングトラックがあります。リオ・グランデ・ビレッジは、国立公園のパンサー・ジャンクションから南東へ30キロほどのところにあります。
ゴーストタウン「ターリングア」
ビッグ・ベンド国立公園内にはロッジもあるのですが、私たちは、国立公園の近くにあるターリングア(Terlingua)という町で2泊しました。
ターリングア(Terlingua)は、19世紀末~20世紀初頭にかけて水銀の鉱山として発展しましたが、1940年代には鉱山が閉鎖され、町はゴーストタウンとなってしまいました。


今現在、ゴーストタウンの古い建物はレストランやショップとして利用され、ちょっとした観光スポットになっています。


また、ゴーストタウンの周辺には、様々なタイプの宿泊施設があり、多くの人はこの町をベースにしてビッグ・ベンド国立公園を訪れます。
私たちが泊まったのは、Agave Terlingua というコテージタイプの宿泊施設です。


もちろんトイレ・シャワー付きで、お部屋も十分広く、冷蔵庫とエアコンも完備。Wi-Fiもしっかり繋がって、とても快適に過ごすことができました。
夕暮れ時には、こんなに美しい景色も見ることができて、大満足の宿でした。

コテージのすぐ近くには、Rustic Iron BBQ というカジュアルなバーベキューのレストランもあって、バーベキューリブがとても美味しかったです。


もちろんマルガリータも!

ターリングアの町からビッグ・ベンド国立公園のウェスト・ゲートまでは、車で約10分。ロケーション的にも便利だし、ゴーストタウンの散策も楽しいので、ビッグ・ベンド国立公園を訪れる際には、ターリングアの町で宿泊することをおすすめします。
ただし、宿泊施設の数はそれほど多くないので、ハイシーズンに訪れる場合は早めに予約を入れることをおすすめします。
ビッグ・ベンド国立公園の基本情報
- ビッグ・ベンド国立公園は主要な町からは遠く離れた辺境の地にありますので、アクセスするには長距離ドライブは必須です。サン・アントニオからは約650km。エルパソからは約 550km です。
- ビッグ・ベンド国立公園には、パーシモン・ギャップ・ゲート(Persimmon Gap Gate)と ウェスト・ゲート(West Gate)という2つの入口があり、サン・アントニオ方面からアクセスする場合は パーシモン・ギャップ・ゲート、エル・パソ方面からアクセスする場合はウェスト・ゲートから入ることになると思います。どちらのゲートにもブースがあり、そこで入園料を支払います。入園料は乗用車1台につき$30で1週間有効です。(America the Beautifulパスを持っている場合は無料)
- 携帯のカバレッジはあまり期待できないと聞いていたのですが、私が使っていたAT&T のSIMは、ほぼ問題なく使えました。
- ビッグ・ベンド国立公園は、晩秋~早春にかけてがベストシーズンです。真夏は非常に気温が高いのでおすすめできません。私が訪れたのは2月下旬でしたが、日中の最高気温は25℃前後でとても快適でした。ワイルドフラワーは未だ咲いていなかったので、もう少しあと(3月)に訪れたら更に美しかっただろうなあと思いました。

コメント
アメリカにもこういう所があるのですね。 まるで、アフリカのモロッコのような。
アメリカには商社マンとして約6年駐在していましたが、仕事で訪問する街は、サンアントニオやフェニックスと言った州都が多く、今回のような風景に触れることは殆どありませんでした。(人の住んでいない所では、”商談”は難しいですから。)
ただ、プライベートの家族旅行で訪問したメキシコとの国境の町ツーソンは懐かしいです。(それも30年以上前ですが。)