2024年5月~6月 スペイン北部+イタリア南部+フィンランド
大好きな町バルセロナ。今まで何度も訪れているので、お気に入りのタパスバーやレストランもあるのですが、今回は敢えてお気に入りの店には行かずに、今まで行ったことのない店をトライしてみることに。。。
今回トライしたレストランの中で特に気に入ったのが、ゴシック地区にある Grill Room Bar Thonet。バルセロナの Coure というレストランのシェフが2018年にオープンしたお店です。
100年以上営業していた老舗バルがあった場所なので、歴史を感じる重厚な外観。
入口近くのバーエリアの奥には、落ち着いた雰囲気のテーブル席もあります。
メニューには、タパスや一品料理だけでなく、肉や魚のグリルなども並んでいましたが、私たちはタパスや軽めの一品料理を何品か選んでシェアしました。注文した中で、特に美味しいなあと感激したのが、下の2品です。
アーティチョークのグリルにラルドのようなものを載せたもの。
アーティチョークの上にのっかっているラルドのようなものは、スペイン語でなんていうのか分からないんですけど、英語のメニューにはポークベリーって書いてあったので、ポークベリー(豚のバラ肉)を生ハムのように塩漬けにしてあるんだと思います。少し焦げ目がついたアーティチョークと、とろけるような脂身の相性が抜群でした!
タコとじゃがいもを使った一品料理。
スペインのガリシア地方にタコとじゃがいもを使った名物料理がありますが、それをアレンジした感じのお料理です。ガリシア地方で食べるものはパプリカパウダーがかかってるだけなんですけど、こちらのお店のものは、アイオリにパプリカパウダーを混ぜたものを使ってます。ピリッとした辛みも感じたので、チリパウダーも加えてあるんじゃないかな?そして、フレッシュなコリアンダー(パクチー)が添えてあるのも良いアクセントになってます。伝統料理をこんな風にアレンジするなんて、センスがいいな~と感心する一品でした。
そして、デザートで頼んだこちらも絶品でした。
トーストにチョコレートムースを載せて、フレーク状の塩とオリーブオイルをかけたもの。メニューには確か Pan con Chocolate って書いてあったと思います。トーストは普通のパンではなくて、軽くてシャリシャリした触感です。このシャリシャリの触感+ひんやり冷たい濃厚なチョコレートムース+フレーク状の塩が舌にあたると感じるしょっぱさ、の組み合わせが、最高! めっちゃクレバーなデザートです。
お店のスタッフの方もとても感じが良くて、メニューの説明やちょっとした世間話みたいな会話など、いろいろと声をかけてくれるので、楽しい気分で食事をすることができました。
場所的にも、ランブラス通りから細い路地を入ったゴシック地区にあるので、観光の合間に食事をするのにも便利。とても使い勝手が良いお店だと思います。
→ Grill Room Bar Thonet のウェブサイトはこちら
グルメな街バルセロナには美味しい店がいっぱいあります。私が気に入っているレストランやタパスバーは、過去のブログにたくさん載せてありますので、よかったら参考にしてみてくださいね。→バルセロナの過去ブログはこちら
ちなみに、私がバルセロナでレストランやタパスバーを探すときは、いつも「バルセロナウォーカー」というウェブサイトを参考にさせていただいています。Grill Room Bar Thonet もバルセロナウォーカーでおすすめされていたお店のひとつです。今回もバルセロナウォーカーのおかげで、美味しくて楽しい食事をすることができました。ありがとうございました。
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