2023年9月~10月 英国 + ロードス島
皆さん、イギリスは食べ物がおいしくないって思ってませんか?
確かに、伝統的なイギリス料理って、あまりぱっとしないものが多いのですが、ロンドンは大都会だけあって、美味しいお店がいっぱいあるんですよ!
私は、イギリスのYotam Ottolenghi というシェフ(もともとはイスラエル出身の方)のお料理が大好きでね。ロンドンにやってくると、必ずと言っていいほど、彼が経営するNOPIというレストランを訪れます
でも、毎回毎回NOPIを訪れるのも、ちょっと芸がないので、今回はオットレンギ氏が5年ほど前にオープンしたROVIというレストランを訪れてみることに。。。
ROVIは、ロンドンのフィッツロビア地区(Fitzrovia)にあります。(地下鉄のオックスフォード・サーカス駅から徒歩約7分)→ ROVIのウェブサイトはこちら
こちらのお店は、ウェブサイトによると、発酵食品と、直火を使ったグリルにフォーカスしたレストランとのこと。お手頃なランチのセットメニューもありましたが、せっかくなので、アラカルトで、おつまみ1品と、野菜料理1皿、魚料理1皿、肉料理1皿を注文して、二人でシェアすることに。。。
まずは、おつまみのピクルス。
甘酸っぱいズッキーニのピクルスですが、カレーリーフの香ばしさが良いアクセントになってます。
そして、コーヒーでローストしたビートルート。
これは、流石!の一言。コーヒーでローストすることによって、ビートルートにコクが出てきてるんですよ。
魚料理は、へイク(Hake)という白身魚とブラックガーリック(発酵黒ニンニク)を使った一品。
蒸したお魚にちょっと和食を思わせる味付けで、とても美味しかったです。
肉料理は、パートリッジ(キジ科の鳥)のグリルとタブーリサラダ。
蜂蜜とラス・エル・ハヌート(北アフリカのスパイス)でマリネしてグリルしたジビエと、苦みのあるラディッキオ、さっぱりとしたタブーリサラダがとても良く合ってました。
どのお料理も美味しくて、サービスもとてもフレンドリー。さすがオットレンギ氏の経営するお店だな、と思います。
ただし、オットレンギ氏らしさ、という点でいうと、NOPIのほうに軍配が上がるかな。ということで、個人的には、ROVIよりもNOPIのほうが好き。
ちなみに、ロンドン市内には、オットレンギ氏の名前を冠した Ottolenghi というお店がいくつもあるのですが、Ottolenghi はレストランではなくて、カフェ&デリのお店です。Ottolenghi でも軽食は食べられますが、オットレンギ氏ならではのお料理を思う存分楽しみたいなら、やっぱりNOPIが一番のおすすめです。→ NOPI の訪問記はこちら
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