ロンドンの町を歩き回った後は、Yotam Ottolenghi のレストラン NOPI で遅めのランチ☆
Yotam Ottolenghi はイスラエル出身のシェフで、Ottolenghi という名前のデリ&カフェをロンドンに何軒も持っています。
今回訪れた NOPI は、その Yotam Ottolenghi が、2年ほど前にオープンしたレストランです。
メニューを見て嬉しくなったのが、”Starters/Dishes to Share” という、前菜にもなるし、組み合わせてメゼ(大人数でシェアできる小皿料理)のようにもできる、量が少なめのお料理の品数が豊富なこと。
もちろん、一人でしっかりメインを食べたいという人向けに “Main” というセクションもあるのですが、私たちは少しずつ色んなものを食べたいので、”Starters/Dishes to Share” のセクションから幾つか選ぶことにしました。
Cauliflower, bulghur wheat, almonds, cinnamon dressing
カリフラワー、ブルグルと呼ばれる挽き割り小麦、アーモンドを使った、ちょっとミドルイースタン風な一品。 上に散らしてある赤い実は、最初見た時、ゴジベリーかな?と思ったのですが、食べてみると乾燥クランベリーみたいな味がしました。もしくは、ひょっとしたら、乾燥させたザクロの実かもしれません。 ドレッシングには、ザクロの果汁を使ってあったんじゃないかな。 それぞれの素材の味、香り、食感が、見事にマッチして、めっちゃ美味しい!
Spiced gurnard wrapped in banana leaf, pineapple sambal
バナナの葉っぱに包んでグリルした Gurnard というお魚。日本語だとホウボウというようです。 ココナッツミルクのカレー風味で、かなりスパイシー。 パイナップルのサンバルが添えてあって、ちょっとマレー風。
Spiced sweet potato, mint yoghurt, date pickle, pecan
スパイスの利いたサツマイモ、デーツ(ナツメヤシの実)、ピーカンナッツを和えて、細かく刻んだミントの入ったヨーグルトソースがかかっています。 こちらもミドルイースタン風ですね。
Twice-cooked baby chicken, lemon myrtle salt, chilli sauce
とっても小さな鶏の骨付きモモ肉に、レモンマートル風味の塩とチリソースが添えてあります。 ちょっとチャイニーズ風?
こちらはサイドディッシュからの一品で、ポレンタを冷やし固めたものを四角く切って揚げたもの。トリュフの香りが効いています。ポレンタのフライは、オーストラリアでもよく見かけるのですが、このポレンタのフライは、今まで食べたことのあるやつより中がクリーミーで美味しかったです。
どれも美味しくて、一皿の量も、多すぎず少なすぎず、丁度いい。
ロンドンは物価が高いので、外食費もオーストラリア並みに高いのですが、お値段もなかなか手ごろでした。
それにしても、Ottolenghi さんは、ベジタリアンな料理が上手いですね。 ナッツやドライフルーツ、ブルグルなどを使って、甘みや酸味、香ばしさ、食感などを上手く組み合わせていて、お見事!!
色んな素材の使い方がとても参考になって、なんだか、料理熱がムクムクと沸いてきましたよ。
大大大満足のランチでした☆
NOPI
21-22 Warwick Street, London W1B 5NE
Tel. 20 7494 9584
(とても人気のあるレストランなので、予約はMUSTです)
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