バルセロナが誇る建築家アントニ・ガウディ。
バルセロナの町に点在するガウディによる個性的な建造物を見て回るのも、バルセロナの楽しみのひとつです。
ガウディ建造物は、前回バルセロナを訪れた時にいくつか見て回ったので、今回は、ガウディによって設計され、着工から133年経った現在も未だ未完成という教会サグラダファミリア (Sagrada Famíli) を訪れることに。
サグラダファミリアの中には、昔一度入った事があるのですが、その頃は、教会内部はまったく出来上がっておらず、まるで工事現場状態でした。
2010年に教会の内部が出来上がり、ローマ法皇が訪れてミサが行われた模様をテレビで見た時には、「おー、あの工事現場状態がこんなになったんだ!」と驚いたもんです。
ちなみに、その昔、内部がまだ出来上がってなかった頃は、入場チケットは当日でも少し並べば買う事ができたのですが、内部が出来上がった今は、当日チケットの売場はものすごい長蛇の列。 なので、訪れる日時が決まっているのであれば、前もってインターネットでチケットを予約購入しておくことをおすすめします。
さて、宿泊していたホテルからは、メトロ(地下鉄)を乗り継いで、サグラダファミリアへ。 サグラダファミリア駅で下車して地上に上がると、目の前に、あのサグラダファミリアが建っています。
いや〜、何度見ても奇抜なデザインの建物ですね。
私たちは朝一番の入場チケットを購入してあったので、9時の開門と同時に入場。教会の中に入ると。。。
うわ〜、何これ!
カソリックの教会とは、とても思えないほど、未来的なデザイン!
なんだか、サイエンスフィクションの映画のセットみたいです。
ちなみに、この、柱が緑色に見えているのは、照明ではなくて、ステンドグラス越しに差し込む太陽の光。
聖堂内のステンドグラスは、場所によって、基調の色が、緑・青・赤、と分かれているので、私の訪れたこの時(朝一番)は、聖堂内が緑の光に染まっていますが、時間帯によって、色が変わっていくんでしょうね。
ちなみに、西側の窓のステンドガラスは、赤が基調になっていたので、きっと夕方は、聖堂内がまるで夕陽に照らされたように赤く染まるんだろうなあ〜。
そして、聖堂の天井が、これまた奇抜!
そういえば、昔ここを訪れた時に、工事現場状態の中に、このイソギンチャクみたいなモチーフが床に放置されていたんだった。
それにしても、こんなに奇抜なデザインのカソリック教会を建ててしまうところが、なんともバルセロナらしい。
さて、上にも述べた通り、このサグラダファミリアは、今も未だ建設途中です。
下のビデオは、完成したらどうなるか、という動画。
これを見ると、ええーっ、まだまだこんな大仕事が残ってるのか!!と、びっくりです。
一応、ガウディ没後100周年にあたる2026年の完成を目指しているようですが、本当にあと11年で完成するのかな??
コメント
これはなんとしてでも見ないといけませんね。 2026年の完成まであと11年。 せっせとお金をためて、体を鍛えて、長距離飛行機に耐えられるようがんばります。 これだけ素晴らしい建造物、歴史がある観光大国ですが、いまだに失業率も高く、経済は回復してないんですよね。サグラダファミリアがなんとしてでも完成できるよう、景気よくなって欲しいです。 ユーロはどうなるのでしょう? 、
エーチャンさん、
スペインは失業率が非常に高いと聞きますが、観光客として訪れている分には、景気の悪さはあまり感じません。
それにしても、ほんとにあと11年で完成するんでしょうかね。。。
Sowhat さん、こんにちは、
バルセロナ在住のティエリーです。
私は、カタルーニャの観光ガイドで、インターネットでバルセロナの観光ブログ等をよく探します。
サグラダファミリアの観光ブログを楽しく読みました。
写真が大きくて、とてもきれいです。
書いたとおりに、時間帯によって、サグラダファミリアの雰囲気が変わっていきます。午前は、東の方にある緑色とブルーのステンドガラスがきれいで、午後からは、西の方にある赤い、オレンジ色と黄色いステンドガラスがとてもきれいになりますよ。
サグラダファミリアは、2026年に完成するので、また遊びに来て下さい!
ティエリーさん、はじめまして。
やっぱり、午後は、赤く染まるんですね!
緑も、森のようで美しかったですが、赤も綺麗でしょうね。
次回は、午後に訪れてみたいと思います。