ソウル散策

韓国

2019年9月 韓国旅行記 

ウズベキスタンへは、日本からアシアナ航空を使って、韓国のソウル経由で入りました。ソウルでそのまま乗り継いでウズベキスタンへ向かうこともできるのですが、折角なので、ストップオーバーして、ちょっぴりソウルを観光することに。。。

実は、私、韓国を訪れるのは初めてなんです。夫は、仕事で何度か韓国を訪れたことはあるのですが、ソウルの観光名所には、どこにも行ったことがないとのこと。

2人とも、歴史的な建造物や古い街並みを見るのが好きなので、朝鮮王朝時代の宮殿や、韓国の伝統家屋が並ぶエリアを中心に観て回りました。

まず最初に訪れたのは、地下鉄の安国駅の近くにある、昌徳宮(チャンドックン)という宮殿です。

昌徳宮は、朝鮮王朝の離宮として1405年に建てられた宮殿で、ユネスコの世界遺産にも指定されています。落ち着いた上品な雰囲気の宮殿で、ソウルで訪れた3つの宮殿の中で、私はここが一番気に入りました。

昌徳宮を見学した後は、昌徳宮の西側に広がる北村(プッチョン)と呼ばれるエリアを散策。北村には、韓屋(ハノッ)と呼ばれる韓国の伝統的な家屋がたくさん並んでいます。

このエリアには、伝統工芸の工房やギャラリーも点在していて、散策が楽しかったです。特に、東琳メドゥプ工房という組紐の工房はおすすめ!もし、また、ソウルを訪れることがあったら、組紐作りの体験コースに参加してみたいなあ。

北村のエリアは、細い路地が入り組んでいるので、北村文化センターで、「北村散策」という日本語の地図をもらってから歩き始めることをお勧めします。地図に印されているおすすめ散策ルートを歩いて、北村を東から西に抜けると、景福宮に到着します。

北村の西にある景福宮(キョンボックン)は、14世紀終わりに建てられた朝鮮王朝の王宮です。

景福宮の光化門(クァンファムン)

この日は、日曜日だったからか、景福宮には、美しい韓国の伝統衣装を纏った若者たちがいっぱい!

一つ不思議に思ったのが、離宮だった昌徳宮が世界遺産なのに、正宮の景福宮が世界遺産じゃないのは何故?ってこと。

調べてみると、景福宮は、16世紀に火災で焼失し、19世紀に再建されたものの、日本統治時代には王宮内の多くの建物が壊され、敷地内に庁舎が建てられてしまったのだそうです。朝鮮王朝時代の王宮の姿を取り戻すべく、30年ほど前から復元工事が始まり、今現在、一見したところ、かつての王宮の美しい姿を取り戻しているように見えますが、復元が完了するまでには、あと10年ほどの月日がかかるようです。日本人としては、耳が痛い話。。。復元が完了した暁には、世界遺産に指定されてほしいなあ、と思います。

景福宮を見学した後は、光化門広場を南下して。。。

光化門広場に建つ世宗(朝鮮王朝第四代国王)の銅像

市庁舎の向かいにある、徳寿宮(トクスグン)へ。

徳寿宮は、昌徳宮や景福宮に比べると、かなり小ぢんまりとしていますが、敷地内には、韓国の伝統的な建物だけではなくて、石造りの西洋建築もあったりして、なかなか良い雰囲気です。

そして、徳寿宮から、更に南へ向かって歩いて行くと、南大門(ナムデムン)が見えてきます。

南大門は、かつて、この町を取り囲んでいた城郭の門。城郭の南側にある門なので、通称南大門と呼ばれますが、門の正式名称は崇礼門(スンネムン)といいます。

そして、この門の東側一帯には、南大門市場(ナムデムンシジャン)が広がっています。

洋服や雑貨のお店や露店、食べ物の屋台などが所狭しと並び、細い路地に入ると、食堂がずらりと並んでいたりして、とーっても活気のある市場です。

ソウルでは、南大門のすぐそばにあるコートヤード・ソウル南大門という、マリオット系のホテルに宿泊しました。

2016年にオープンしたモダンなホテルで、とても快適。ホテル前の道を渡れば、南大門市場。最寄りの地下鉄駅(市庁駅もしくは会賢駅)へは徒歩5分~7分ぐらいだし、明洞の繁華街へも徒歩圏内。本当に便利なロケーションで、ここに泊まって、大正解でした。

おすすめのホテルです。

→ コートヤード・ソウル南大門

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