ヒマラヤ山脈を見にナガルコットへ!

ネパール

旅行時期:2018年11月  中国&ネパール


ここまで、カトマンズ盆地の文化的な魅力を4回に渡りご紹介してきましたが、ネパールといえば、ヒマラヤ山脈も忘れてはなりません。

ネパール北部、中国との国境付近には、「世界の屋根」とも言われるヒマラヤ山脈が走っています。

上の地図の赤い三角印は、標高8000mを越える山です。

地球上には、標高8000m を越える山が14存在するそうなのですが、その全てが、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈にあるんだそうです。カラコルム山脈というのは、ヒマラヤ山脈西部に並行して走る山脈なので、つまり、地球上の標高8000m を越える全ての山は、ヒマラヤ山脈とその周辺に集中している、ということになります。

そして、その14のうちの9つが、ネパールおよびネパール国境付近にあるんですね。世界最高峰のエベレストも、ネパールと中国の国境地域にあります。

はるばるネパールまでやって来たら、やっぱり、ヒマラヤ山脈が見てみたい!!ですよね。

カトマンズからは、ヒマラヤ山脈の遊覧飛行のツアーも出ていて(→ヒマラヤ遊覧飛行ツアーはこちら)、これを利用するのが一番良いのでしょうが、実は、私、小型飛行機に乗るのが超苦手。。。

カトマンズから30キロほど離れたナガルコット(Nagarkot)というところに行けば、ヒマラヤ山脈を見ることができる、ということなので、ナガルコットへヒマラヤ山脈を見に行くことにしました。

ナガルコットは、標高約2100m の山の上にある小さな村。カトマンズから30キロなので、距離的にそれほど遠いわけではないのですが、なんせ道が悪いので、車で片道2時間ほどかかります。ナガルコットへは、カトマンズからの日帰りツアーもあるのですが(→ナガルコット日帰りツアーはこちら)、タイミングによって雲や霞でヒマラヤ山脈が見えないこともあると聞いたので、少しでも見える確率を増やすために、ナガルコットに1泊することにしました。

ナガルコットには、山岳リゾートっぽいホテルがいくつかあるのですが、私たちが宿泊したのは、クラブ・ヒマラヤ(Club Himalaya)というホテルです。

クラブ・ヒマラヤは客室のバルコニーからヒマラヤ山脈が見える、とロンリープラネットにも書いてあったので、迷わずこのホテルを選びました。

→ クラブ・ヒマラヤ(Club Himalaya)

前回のブログにも書いた通り、この日は、途中でバクタプルの観光をしてからナガルコットに向かったので、ナガルコットに到着したのは午後だったのですが、チェックインしてバルコニーに出てみると。。。

左手の雲がかかっているエリアにヒマラヤ山脈が見えるはず。。。

お天気も良く、景色は素晴らしいものの、肝心のヒマラヤ山脈が見えるはずの辺りには、雲がかかってしまっていて、ヒマラヤ山脈は見えません。。。

夕方になると、ヒマラヤ山脈のてっぺんがほんの少し見えましたが、結局雲が晴れることはなく、翌日に期待です。

 

この日の夜は、ホテル内のレストランで夕食をとろうと思ったのですが、ツアー客でかなり混みあっているようだったので、ホテルのバーで食事をすることに。。。

野菜のパコラ。ひよこ豆の粉を使った衣がカリッとしていて美味しい!

 

チベット料理のモモ(Momo)は、見た目も味も、餃子にそっくり!

バーにはラスティックな暖炉もあって、雰囲気が良かったし、パコラも、モモも、とても美味しかったです。

 

さて、翌朝は、日の出前に起きて、バルコニーから日の出を鑑賞。

ヒマラヤ山脈には、最初少し雲がかかっていたのですが、次第に雲が晴れてきて、遂にその全貌を見ることができました!!

快晴なんだけど少し霞んでしまっていて、「くっきりはっきり」ではありませんが、雪を抱いた険しい峰々が、地平線のようにひたすら続く様子は、まさに「世界の屋根」という言葉そのもの! 見ることができて、良かった!!

10時頃ホテルをチェックアウトして、タクシーでカトマンズへ戻ったのですが、運転手さん曰く「ヒマラヤは雲や霞がかかってしまって、見えないことも多いんだよね」とのこと。「見ることができてラッキーだったね。」と言われました。

ロンリープラネットによると、ヒマラヤ山脈が最も見えやすい季節は、10月~12月と3月~4月だそうです。

宿泊したクラブ・ヒマラヤは、客室のバルコニーからヒマラヤ山脈を見ることができるのが魅力。ヒマラヤ山脈はタイミングによって刻々と見え方が変わってきます。自分の部屋にバルコニーがあると、頻繁に景色を見に出ることができるので、とっても便利ですよ。

→ クラブ・ヒマラヤ(Club Himalaya)

 

コメント

テキストのコピーはできません。

SOWHATの世界旅日記をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました