さて、いよいよサン・マロでの滞在も最終日です。 この日は、遠出はせず、サンマロでゆっくり過ごすことに。
サンマロの主な見所は、先日のブログで紹介した旧市街の周辺なのですが(→こちら)、地図を見てみると、サンマロ旧市街の西にあるサン・セルヴァン (Saint-Servan) と呼ばれる辺りも、ランス川 (La Rance) の河口に面していてなかなか景色が良さそうな感じなので、散歩がてら、サン・セルヴァン地区まで、歩いて行ってみることに。。。
こちらは、サン・セルヴァン地区にあるソリドール塔 (Tour Solidor)。 14世紀に建てられた石造りの塔で、現在は博物館になっています。
こんな青空が広がってますが、朝、旧市街から歩き始めた時は雨が降ってたんですよー。
塔の後ろに広がっているのは、ランス川 (La Rance)。
サンマロ湾へと注ぎこむ河口の部分なので海のように見えますね。
穏やかで、とっても美しい景色です☆
ここから、ソリドール塔の北にある岬の海沿いをぐるりと回って歩いていきます。
ランス川の向こうに見えるのは、対岸のディナール (Dinard) という町。
なんだか、また黒い雲が出てきましたね。。。 本当に、この辺りは天気が変わりやすい。
岬の散歩道をぐるりと回って、ランス川側からサンマロ湾側に出てきました。
この岬は公園のようになっていて、緑も多く、景色も良く、歩いていてとても気持ちがいい。
サンマロは、第二次世界大戦中には激しい戦場となった場所で、この散歩道にも所々こんな戦争の跡が見られます。
これは、砲台なのかな? 頑丈な鉄で出来ているのに、ボコボコに穴が開いてます。
実は、サンマロの旧市街も、今では再建されていますが、第二次世界大戦で約80%の建物が破壊されてしまったんだそう。
遠くにサンマロの旧市街が見えてきました。
左手の灯台の向こう側に見えるのは、グラン・べ島とプチ・べ島です。
ここからは、サブロン湾沿いをぐるっと歩いて、サンマロのフェリーターミナルを越えて、サンマロ旧市街へと戻ります。
さて、この日のランチは、サンマロの旧市街にあるこちらのお店で。
Le Chalut というミシュランの1つ星を獲得している、シーフードのレストランです。(住所:8 Rue de la Corne-de-Cerf 35400 Saint-Malo)
私たちが頼んだのは、前菜+メイン+デザート(もしくはチーズ)で28ユーロという、お手軽なランチコース。
こちらは前菜の前に出てきたアミューズ。
カボチャのスープ、オリーブのタプナードをパンに挟んで薄~くスライスしたもの、サーモンのリエット。カボチャのスープはカプチーノ仕立てみたいに泡立ててあります。 サーモンのリエットもハーブが利いていて美味しかった☆
前菜は3品から選ぶことができるのですが、私が選んだのはカンカルの生牡蠣☆
先日カンカルの直売所で食べた牡蠣はNo.2 でしたが、こちらはそれより更に大きいNo.1。
やっぱりカンカルの生牡蠣は美味しい!!
そして、夫が選んだ前菜は、ホタテ貝。
“Au Vinaigre de Cidre” と書いてあったので、リンゴ酒から作られたシードルビネガーが使われてるのかな?
そして、メインはLieu Jauneという白身のお魚。
ソースも重くなく、お魚とその下にあるジャガイモとソースがとても良く合っていて、とっても美味しかったです。
デザートは、私はソルベを、夫はチーズを選びました。
チーズは、こんなボードが出てきて、好きなチーズを指さすと、それを切ってくれます。
どれも美味しそう~。 私もチーズにすれば良かったかな、と、ちょっと後悔。(ソルベも美味しかったですけどね。)
最後に、コーヒーを頼むと、プチフールが付いてきました。
こちらのお店、ミシュラン1つ星にしては、かしこまったところもなく、お値段も手頃。 シーフード専門のお店なので、サンマロで美味しいシーフードを食べたい時にはお勧めのお店です。
さて、サンマロでの5泊6日もこれでおしまい。
とても居心地の良い町で、ここをベースにいろんな町を見て回ることにして正解だったなあと思います。
唯一残念だったのが、滞在中のお天気がいまひとつだったこと。
。。。と思っていたら、サンマロを発つ日の朝は快晴!!
ホテルから駅へ向かうタクシーを待ってる間に、正にサンマロに別れを告げる最後の瞬間に、雲一つない快晴のサンマロの写真を撮ることができました。
とはいえ、この日も、「お昼ごろには曇って夕方には雨」の予報になってましたけど。。。(笑)
本当に、この辺りは、天気が変わりやすいんですね。
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