パリから母を送り出した翌日は、フランス北西部のブルターニュ地方へ。
私も夫も、ブルターニュ地方を訪れるのは初めて。 ブルターニュのどの町に滞在するか、旅行前に色々と調べた結果選んだのは、海に面したサン・マロ (Saint-Malo) という町です。
サン・マロの町に到着して、まず目に入ったのは、美しい海の景色。
この海に浮かんでいる小さな島は、フォートナショナル (Fort National)。 小さな岩の島の上に要塞が建っています。
この辺りは潮の満ち引きの差が激しいことで有名なのですが、干潮時にはこんな風に陸続きになり、この要塞まで砂浜を歩いて渡ることができるんです。
ちなみに、満潮時は、こんな風に海の中に浮かぶ要塞になります。
サン・マロはイギリス海峡に面しているので、もっと荒々しい海の景色を想像していたのですが、ノルマンディーのコタンタン半島が北に向かって突き出ているからか、この辺りの海はとても穏やか。 そして、その穏やかな海に、小さな島がいくつも浮かんでいて、とても美しい☆
こちらは、グラン・ベ島 (Le Grand Bé)。
やはり干潮時には砂浜を歩いてグラン・ベ島まで渡ることができます。
そして、この美しい海に面しているのが、サン・マロの旧市街。
12世紀に築かれたという高い城壁にぐるりと囲まれたサン・マロの旧市街は、16~17世紀頃にはフランス王公認の海賊コルセールの拠点となっていたところ。
12世紀に建設が始まったという大聖堂や15~16世紀に建てられたサンマロ城といった歴史的な建造物も残っていて、中世から抜け出したような、こぢんまりとしたチャーミングな旧市街です。
旧市街を囲む城壁の上は遊歩道になっていて、ここから見る海の景色は最高☆
こんな美しいサン・マロに5泊して、ブルターニュ地方の町をいくつか見て回りました。
サン・マロは、周辺の町へ交通の便もいいので、ブルターニュ地方やお隣のノルマンディ地方の観光のベースにするのにもってこいの町です。
私達が宿泊したのは、Hôtel et Appart’hôtel L’Adresse というホテル。海にも旧市街にも近くて、ロケーション的に最高!! お部屋は小さめですが、モダンで快適。お勧めです!
→ Hôtel et Appart’hôtel L’Adresse
明日からは、サン・マロから訪れた町を紹介していきたいと思います。 お楽しみに~。
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