石膏の砂丘 ホワイト・サンズ

ニューメキシコ州

旅行時期:2012年11月 カナダ / キューバ / アメリカ合衆国


今回、ニューメキシコ州南部を訪れたのは、ここに来たかったから。

真っ白な砂丘 White Sands National Park (ホワイトサンズ国立公園)

追記:ホワイト・サンズは私が訪れた2012年は国定公園(National Monument)でしたが、2019年に国立公園(National Park)となりましたので、表記を変更しました。

普通の砂とは違って、本当に真っ白なんです。

まるで雪みたい!

ホワイト・サンズには Dunes Drive という2WDの車でドライブできる道があるのですが、道も周りの砂丘も、視界に入ってくるものが全てが真っ白なので、車で走っていると、ちょっと方向感覚がおかしくなったりして、とっても不思議な感じに陥ります。

このホワイト・サンズには、外敵から身を守るために、体の色が白く変わった動物や虫もいるんだそうです。

ホワイト・サンズの砂は、どうしてこんなに真っ白なのかと思ったら、この砂は石膏からできているんだそうです。 ホワイト・サンズのパンフレットには、この真っ白な砂丘がどうやって形成されたかという説明が載っているのですが、これを読むと、“自然の凄さ” と “地球の歴史”を感じます。

要約するとですね。。。

  • 2億5千万年前、浅い海の底に石膏が溜まり、石を形成
  • 7千万年前、ロッキー山脈ができた時に、石膏を含んだ層が隆起
  • 1千万年前、隆起した一部が陥没して盆地を形成
  • 石膏は水に溶けるため、地面に含まれた石膏は、通常、雨や雪に溶けて川から海へと流されていく。 しかしこの盆地では水の逃げ場がないため、石膏が溶けた水が盆地に溜まる
  • 雨季に溜まった水が蒸発することによって、石膏が結晶化してセレナイトという物質になる
  • 地上を覆ったセレナイトが、寒さで凍る→溶ける、雨に濡れる→乾く、ということを繰り返すうちに、セレナイトの結晶が砕けて、砂のように細かい粒子となる

といった感じです。

こういう場所が、国立公園や国定公園として、一般人でも簡単にアクセスできるようになっているところが、アメリカを旅行していて一番楽しいところだなあ、とつくづく思います。

ホワイト・サンズ国立公園は、ラス・クルーセスの町から Route70 を80キロほど北東に行ったところにあります。

ラス・クルーセスの東にあるオルガン山脈 (Organ Mountains) を越えると、そこから東には、White Sands Missile Range という軍用地がひたすら続いています。

ミサイルレンジという名前の通り、ここでは、ミサイルの発射テストが頻繁に行われているようで、軍用地に隣接しているホワイト・サンズ国立公園 や Route70 は、テストが行われるときには閉鎖されるようです。 国立公園のウェブサイトには、閉鎖の予定なども載っているので、出かける前にチェックしてみたほうが良いかもしれませんね。

→ ホワイト・サンズ国立公園のウェブサイトはこちら

そして、このホワイト・サンズ国立公園から更に北東に200キロほど行ったところには、UFOで有名なロズウェル (Roswell) という町があります。 墜落したUFOと宇宙人の死体が回収されたとかって、昔よくテレビ番組になってたやつです(笑)。

ちょっと遠いので、結局ロズウェルには行かなかったのですが、ニューメキシコ州南部って、なんだかミステリアスなところですね。

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