アンコール・ワット と アンコール・トム を回った後に訪れたのは、アンコール・トムの2キロほど東にある タ・プローム (Ta Prohm) という寺院の遺跡です。
ジャングルの中にあるこの寺院の遺跡は、ガジュマルという巨大な樹木の根っこに覆われて、凄いことになってます。
まるで、木に呑み込まれたかのよう。
この遺跡は、発見当時からあまり修復もされていないようで、かなり崩れ落ちてしまっている部分もあります。
こちらも、樹木による侵食で、今にも崩れそうです。。。
現在、タ・プロームの一部に修復作業が入っていましたが、寺院の遺跡と樹木が一体となったところが魅力なだけに、そして生きている樹木が相手なだけに、いったいどのように修復・保存していくのか難しいところだと思います。
アンコール・ワットや、アンコール・トムのような壮大な遺跡ではありませんが、ジャングルの中にひっそりと忘れ去られたようなこの寺院の景観は、まるで映画の中の1シーンのようで、とても感激しました。
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アンコール遺跡群では、アンコール・ワット、アンコール・トム、タ・プロームと主に3つの遺跡を1日で回ったわけですが、それぞれの遺跡にそれぞれ違った魅力があって、とても楽しかったです。
アンコール遺跡群へは、シェムリアップの町からツアーも出ていますが、私たちはドライバー付の車をハイヤーして、自分たちで回りました。 私たちがハイヤーした車は丸1日使い放題で38ドル。(トゥクトゥクだともっと安上がりです。)
ツアーに参加するより安上がりだし、自由に予定も組めるので、お勧めです。 ただし、ドライバーの人は、ガイドではないので、どこを回りたいのか、前もって自分たちでしっかり下調べをしておいたほうがいいと思います。 もしくは、私たちは雇いませんでしたが、ガイドを雇うこともできるようです。
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