[追記:残念ながら、このお店は閉店してしまいました。]
CAL PEP でタパスを食べた翌日に訪れたのがこちら
バルセロナの凱旋門の近くにあるComerç 24というレストランです。
エル・ブリ (El Bulli) の流れを汲むイノベーティブなお料理が食べられる、いかにもバルセロナらしいモダンなお店です。
こちらのお料理は「いろんなものを少しずつ食べる」というスタイルなので、お任せでいろんなものが少しずつ出てくるコースにするか、もしくはアラカルトから好きなものをいくつか選んでシェアしても構いません。
私は食に関してはチャレンジ精神旺盛なので、お任せコースでもいいかなと思ったのですが、夫は食べたいものを食べたいタイプなので、アラカルトから4皿(+デザート1皿)を選んでシェアすることに。
さて、こちらのレストランでは、イタリアのコペルトのようなカバーチャージがあって(1人8ユーロ)、パンとオリーブオイル、食前のタパス、そして食後のプティフールが含まれます。
こちらが、そのカバーチャージに含まれるタパス。
薄くスライスしたモンクフィッシュ、カリフラワーのピクルス、カリフラワーのスープ(海苔の粉がついた器にスープを注いでくれます)、アンチョビとトマトとベリーのミニピザ、ゴートチーズ(だったかな?)のカノーリ
そして、私たちが注文したお料理のほうはこちら。
Beach Shrimp Ceviche with Wine Peach
日本の甘エビそっくりの海老に、グラニタとピーチのピューレがのっています。 これは、正直、ちょっとイマイチでした。海老自体は甘くて美味しいんですけど、ピーチのピューレとの相性がいまひとつ。。。。
Marinated Sardine with Orange and Fresh Wasabi
これは、ものすご~く美味しかった! サーディーンのマリネが、ほんのり甘みがあって、脂がのってて、最高に美味しい。 オレンジとの相性もぴったり。 Fresh Wasabiっていうのは、この上にのってるスプラウトのことなんでしょうか?? 山葵のスプラウト?
Whiting with Mediterranean Vinaigrette
お魚の火の通し方が最高! しっとりして、お魚の旨みが凝縮していて、ひょっとして真空調理してあるのかもしれません。 お魚の下には粗くマッシュしたポテトがあるんですけど、ビネグレットの酸味がいい感じで、お魚と一緒に食べると最高に美味しかったです!
Cochinilloというのは、英語で言う Suckling Pigのこと。 身が柔らかくって、皮が薄くてパリパリで、最高に美味しい! “Hanoi” 風なので、アジアンな味付けでミントが添えてありました。
ナッツのアイスクリームをチョコレートでコーティングしたものが、小さなブラウニーの上にのってます。 これ、頼んで大正解! チョコレートのデザートだけど甘さ控えめで、とっても美味しかった!!
最初のタパスのモンクフィッシュと1品目の海老のセヴィーチェはいまひとつしっくりこなかったのですが、それ以外は全てとっても美味しくて、大満足のランチでした☆
昨日紹介したCAL PEP のシンプルなお料理とは対照的ですが、こちらもまた違った意味でバルセロナらしい、美味しくて楽しいお店でした。
そうそう、こちらのお店で、お料理の合間にこんなものが出てきました。
一瞬スープかと思ったのですが、飲み物や食べ物じゃありません。ボウルにフレッシュなタイムとローズマリーと熱湯が入っていて、ハーブのアロマを楽しむというものです。
熱湯の湯気でハーブの香りが蒸気となって漂ってきて、とってもいい香りします☆
なかなかいいアイディアですよね!
Comerç 24
Carrer Comerç, 24, Barcelona
(Comerç,通り24番地にあるので、Comerç, 24です)
(追記:残念ながら、このお店は閉店してしまいました。)
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