[2016年3月23日～27日 USA アリゾナ州スコッツデール ①]
私たち夫婦は、アメリカのアリゾナ州が大好き。 アメリカ合衆国にやってきたら、必ずアリゾナ州のスコッツデールに立ち寄ります。 ということで、今回も、テネシー州のナッシュビルからノースカロライナ州のウィルミントンまで8泊9日の旅を終えた後は、飛行機でアリゾナ州のフェニックスへ。。。
スコッツデール (Scottsdale) は、フェニックスに隣接する高級リゾート地。数々の有名ゴルフコースに美しいリゾートホテル、ショッピングやレストランも充実しているのですが、決してギラギラした雰囲気はなく、周辺にはソノラ砂漠の美しい自然がたくさん残っている、なんとも魅力的な町なんです。
さて、そんなスコッツデールの象徴とも言えるのが、町の真ん中にど～んと聳え立っているキャメルバックマウンテン (Camelback Mountain) という山です。
“キャメルバック” という名の通り、ラクダの背の形をした岩山。
このキャメルバックマウンテンには、過去２回、登ろうとしたことがあるのですが、１度目は車を停める場所を見つけることができずに断念。（駐車スペースが少ないので、週末などは朝早く行かないと車を停める場所がなくなっちゃいます。） そして、２度目は、トレイルが整備中でクローズされており断念。
今回は、３月の気候が良い時期だし、再度キャメルバックマウンテンの登山に挑戦してみようか、ということになりました。
キャメルバックマウンテンに登るには、山の西側から登るEcho Canyon Trailと、山の東側から登るCholla Trailという２つのルートがあります。
Echo Canyon Trailのほうが歩く距離は短いのですが、傾斜は急。 そして、Echo Canyon Trail はトレイルヘッドにちゃんとした駐車場があるのですが、Cholla Trail はトレイルヘッドに駐車場がなく、少し離れた場所に路上駐車をしなくてはなりません。
傾斜が急というのは気になったのですが、結局、トレイルヘッドに駐車場があるというところに惹かれて、Echo Canyon Trail （上の地図のオレンジ色のルート）から登ることに。。。
キャメルバックマウンテンのEcho Canyon Trail側は、ゴツゴツした岩がたくさんあって、秘境っぽい雰囲気。
なんだかちょっとセドナみたいな景色です。
景色を楽しみながら登っていくと、Echo Saddle という地点に到着。
周りの景色が見渡せて、とても美しい！
そして、ここから先は、こんな急な階段が続きます。
１段の段差がかなり大きな階段なので、コンパスの短い私にはちょっと大変。 でも、ここは階段があるから、まだいいんです。
この階段を登りきると。。。
階段がなくなって、急な岩場が続きます。
で、あのステンレスの手すりがついてるところが曲者なんです！ 写真だと、それほど急な斜面に見えないんですけど、実際には、手すりに掴まってないと、転落してしまうほど急なんです。 でもって、この手すりが、私の掌の大きさには太すぎて、しっかりと握れないんですよ～。
それでも手すりの結構上のほうまで頑張って登ったんですけどね。 高度が上がってきて、「うわっ、これ、手を離したら、転がり落ちて死ぬかも。。。」なんて思ったら、掌にじわ～っと汗が出てきて、今にも手が滑ってしまいそう！ いや～、もう、怖くて怖くて、足がすくんじゃって、先に進めなくなってしまいました。
この時点で、夫はかなり先を登っていて、私の視界から消え去りそうになっていたので、慌てて「怖いからこれ以上登れないよ～」と大声で呼んで、戻って来てもらいました。
という訳で、Echo Canyon Trailからのキャメルバックマウンテン登頂は、敢え無く失敗。。。
この日は、スコッツデールにお住まいのブログ友達の Massu さんとランチ。（→ Massu さんのブログはこちら）
Massu さんは、２年程前からお仕事でフェニックスに駐在されているのですが、アリゾナ州最高峰のサンフランシスコピークに登ったり、The Wave に行ったり、キャメルバックマウンテンにも何度も登っているという方。 以前からMassu さんからはキャメルバックマウンテンに登ることを勧められていたので、「今朝トライしたんですけど、あの手すりを攻略できず、失敗しました～」と報告。
Massu さん曰く、東側から登る Cholla Trail は、距離は長いけど、Echo Canyon Trail のような手すりに掴まって登る部分はないということなので、翌日、キャメルバックマウンテン登頂にCholla Trail から再チャレンジすることにしました。
さ～て、どうなるでしょうか。 続きはまた明日。
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