キュラソー島のビーチとリゾートホテル

オランダ領キュラソー

[2016年3月11日~14日  キュラソー旅行記 ②]

<キュラソー島マリオットビーチリゾートホテル>

キュラソー島では、キュラソーマリオットビーチリゾート (Curacao Marriott Beach Resort) というマリオット系のリゾートホテルに宿泊しました。

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オランダ領らしいコロニアル調の建物に、きちんと手入れされた庭や噴水がとっても美しいリゾートホテル。このホテルには、エメラルドカジノというカジノの施設も併設されているのですが、カジノ付きのホテルとは思えないような落ち着いた雰囲気のホテルです。

心地良い海風が通り抜けるオープンエアーのロビーからは、真っ青に輝くプールとカリブ海が一望できます。

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カリブ海が一望できる広いプールエリアは、特に素敵!

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プールに入ったままドリンクを楽しめるスイムアップバーがあったり、プールサイドには海を見渡しながら食事ができるアウトドアレストランもあります。

プールサイドで寛いでいると、こんなイグアナが出没したりもします。

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そして、このホテルの目の前に広がるのが、カリブ海ならではの透明度の高い海と白砂のビーチ!

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波も穏やかなので海水浴にぴったり。

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ここは、岸から至近の場所に珊瑚礁が広がっているので、絶好のシュノーケリングスポットにもなっているんですよ!! ビーチから少し泳いだだけで、美しい珊瑚礁や色とりどりの魚を見る事ができて、めっちゃ楽しかった~。

そして、夕暮れ時の景色が、これまた素晴らしい!

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このキュラソーマリオットホテルは、設備やビーチがとても充実しているので、短期間ならホテルの中だけで充分楽しめちゃいますが、前回のブログにも書いたとおり(→こちら)、ウィレムスタットの町は散策がとっても楽しいので、キュラソー滞在中はリゾートでのんびりするだけではなく、ウィレムスタットの町まで是非繰り出してみてください。 食事に関してはホテルのレストランよりもウィレムスタットの町のレストランやカフェのほうが絶対オススメです。

ちなみに、キュラソーマリオットビーチリゾートからウィレムスタットの町までは、4キロほど離れていますが、ホテルの無料シャトルバスが1日に2往復走っています。

宿泊したホテルも気に入ったし、ビーチも海も良かったし、シュノーケリングも楽しかったし、更には、ウィレムスタットの町の散策がと~っても楽しかったし。。。 キュラソー島、かなり気に入っちゃいました!!

キュラソーマリオットビーチリゾートのウェブサイトはこちら

私はキュラソーマリオットビーチリゾートがとても気に入りましたが、キュラソーには他にも個性的でステキなホテルがたくさんあるので、Tripadvisor や Booking.com などで、値段やロケーションなどを比較しながら気に入った場所を探してみると良いと思います。

個人的には、せっかくカリブ海の島国に滞在するので「ビーチに面したホテル」を選ぶことをお勧めします。 ウィレムスタットにはこぢんまりとした素敵なブティックホテルもたくさんあるのですが、海に面した場所であっても、岩場でビーチがないところも多いので注意してくださいね!

<マリオットの近くのヒルトンホテルも偵察してみた!>

このマリオットのリゾートの直ぐ近くには、ヒルトンのリゾートホテルもあって、ビーチ沿いをずっと歩いていけるようになっているので、ヒルトンホテルまで歩いて行ってみました。

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ヒルトンホテルは、湾がぐっと入り込んだ場所に面しているので、この辺りの海は、マリオット前のビーチよりも更に穏やか。

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景色的にはとっても美しいのですが、ご覧のとおり、ビーチがとても小さいのと、ホテルの建物も古くて殺風景。プールもマリオットとは比べ物にならないくらい小さいし。。。

マリオットのほうが絶対おすすめです。

<キュラソー島 VS アルバ島>

キュラソー島のすぐ隣には、アルバ島というやはりオランダ領の島があります。 私は以前アルバ島も訪れたことがあるのですが、今回キュラソー島を訪れてみて、アルバ島とは、まったく雰囲気が違うことに驚きました。

キュラソー島とアルバ島の違いについて、ざっと説明しておくと、

アルバ島

  • 美しい白砂のビーチがひたすら続いていて、比較的高層のリゾートホテルがビーチ沿いに並んでいる。
  • ビーチリゾートのために開発された島というイメージで、アメリカ的で煌びやかな雰囲気のリゾートが多い。
  • 首都のオラニエスタッド(Oranjestad)には、オランダ風の建物はあるが、作り物のような雰囲気がする町である。

キュラソー島

  • 岩場が多いため、入り江のようになった小さめのビーチが多い。そのため、リゾートホテルがあちらこちらに離れて点在している。
  • 首都のウィレムスタットは、オランダ領アンティールだった時代からアンティール諸島の首都として栄えていたため、歴史的な街並みが広がっており散策が楽しい。

といった感じです。

トリップアドバイザーのフォーラムなどでは、「キュラソー島とアルバ島とどちらに行くべきか?」という質問を良く見かけます。 私なら迷わず「キュラソー島」と答えますが、面白いことに、フォーラムなどを読んでいると、「アルバ島のほうがいい」と答える人も結構多いんですよね。

やっぱり、どういう場所が好みかっていうのは、人それぞれ違うんだなあ~とつくづく思います。

私は、アメリカ的な高層のリゾートホテルが並ぶビーチリゾートが苦手なのと、ビーチでのんびりしているだけだと飽きちゃうタイプで、歴史的な街並みを見て歩くのが好きなので、断然、キュラソー派です。

<キュラソーと言えば。。。>

キュラソーと言えば、キュラソー島よりもキュラソー酒を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか?

キュラソー酒は、キュラソー島で採れる “ララハ (Laraha)” 呼ばれるビターオレンジの皮を使って作られたリキュール。ララハは、16世紀にスペイン人によって持ち込まれたがバレンシアオレンジの木が、キュラソー島の気候には合わず、苦くて食べられない実をつけるようになり、野生化したものなんだそう。

ウィレムスタットの郊外にはキュラソー産のララハを使ってキュラソー酒を作っている工場があり、工場見学をすることができます。

ここで作られたキュラソー酒には、 ”Genuine Curaçao Liqueur” というブランド名が与えられており、この ”Genuine Curaçao Liqueur” のブランド名を使うことができるのは、キュラソー島で採れたララハの皮を使ってこの工場で作られるキュラソー酒だけ。

Photo Credit: Senior & Co [CC BY-SA 4.0 (https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)]

私たちは工場見学はしませんでしたが、帰りに空港で1瓶購入。いろんな色のキュラソー酒があるので迷いましたが、やっぱり有名な「ブルーキュラソー」を購入しました。

カクテルって普段飲むわけじゃないけど、色んな国に行って珍しいお酒があると、ついつい買ってしまいます。一種のコレクションみたいなもんですね。。。

キュラソー島、とても楽しかったです!!

コメント

  1. koko より:

    こんにちわ。
    ウィレムスタットって初めて知りました。
    青い空と海、カラフルな街並み素敵な街ですね。確かに街並みはオランダ風ですが、色は
    全く別物?というか。
    キュラソーというと私にとってはやはりお酒。それ以外の事には関心がなかったので
    sowhatさんの記事であらためてオランダの自治領だったことなど知りました。
    世界には私が知らない美しい国、町がたくさんあるのだなと改めて思いました。

    ところで、私はスマホに来る通知メールで新しい記事がアップされたことを知り、
    その時はざっと目を通し、後でパソコンでゆっくりと見るのですが、グレナダの記事のお知らせメールで
    キュラソーとグレナダって同じカリブ海の島だから、一緒に回られたのだと勝手に思い込んでいました。
    キュラソーは2016年にいらしたのですね。
    つまみ食い的にブログを拝見してしまっているので反省しました。

  2. sowhat より:

    Kokoさん、
    キュラソー島は、私も実際に行くまでまったく予備知識がなかったのですが、海だけじゃなくて、街歩きも楽しくて、とても気に入りました。
    カリブ海には、名前を聞いたこともないような島国がたくさんありますよね。
    私は大型リゾートホテルが並ぶビーチは苦手なので、どうしてもマイナーな島を選びがちです。。。
    通知メールでブログを読んでいただいているとのこと、ありがとうございます。
    近々メキシコの記事をアップしたいと思っています!

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