カントリーミュージックの都 ナッシュビル

テネシー州

[2016年3月15日~23日 USA テネシー州~ノースカロライナ州①]

カリブ海のキュラソー島で4泊5日のんびり過ごした後は、アメリカ本土へ。 飛行機でキュラソーからマイアミまで戻って来て1泊した後、また飛行機でテネシー州のナッシュビルまで移動。

今回のアメリカ旅行では、テネシー州のナッシュビルからノースカロライナ州のウィルミントンまで約1080キロを車で移動しながら観光を楽しみました。

nashville 1 map to wilmington

何故このルートを旅する事にしたかというと、まず第一に、夫が訪れた事がない町を選びたかったということ。(夫は、昔アメリカに住んでいたことがあるので、アメリカ全土かなりあちこち行った事があります。)そして、第二に、私が南部の町に興味があったということ。 以前、サウスカロライナのチャールストンと、ジョージア州のサバンナを訪れて、めっちゃ気に入った私。 あんな感じの南部の町を他にも見つけてみたいな〜と思ってね。。。

 

さて、そんな理由で選んだ最初のデスティネーションは、テネシー州ナッシュビル (Nashville)。ナッシュビルの町は1779年に建設され、南北戦争後、交易拠点として繁栄した町。 19世紀に建てられた美しい建造物が数多く残る町です。

St. Mary's Catholic Church

St. Mary’s Catholic Church

 

Downtown Presbyterian Church

Downtown Presbyterian Church

 

US Customs House

US Customs House

 

First Baptist Church

First Baptist Church

 

2nd Avenue (Downtown)

2nd Avenue (Downtown)

 

そして、ナッシュビルといえば、音楽産業、特に、カントリーミュージックが有名。 ダウンタウンの2nd Avenue や Broadway には、ホンキートンク (Honky Tonk) と呼ばれるカントリーミュージックのライブ演奏を行うバーがずらりと並んでいます。

 

nashville 7b music honky tonk raw 3

nashville 8 music honky tonk raw 2

 

そして、この他にも、様々な音楽関係の博物館や公会堂など、音楽に関するアトラクションが街中に満ち溢れています。

数々のカントリーミュージシャンの登竜門となったライマン公会堂 (Ryman Auditorium)

数々のカントリーミュージシャンの登竜門となったライマン公会堂 (Ryman Auditorium)

 

カントリー・ミュージック殿堂博物館(Country Music Hall of Fame and Museum) ピアノの鍵盤を模した窓に、空から見るとヘ音記号の形をした建物。

Country Music Hall of Fame and Museum ピアノの鍵盤を模した窓に、空から見るとヘ音記号の形をした建物。

 

ただね、ちょっと残念だったのが、このダウンタウンの、特にブロードウェイ辺りの雰囲気が、もの凄~く観光地化されちゃってるということ。 カントリーミュージックだし、南部の町だし、もうちょっと “渋めの雰囲気” を、私は期待してたんですよね。 まあ、”The market prevails.” ってことで、ナッシュビルを訪れる観光客がこういうものを求めるなら、こういう方向へ向かうのは仕方ないことですが。。。

後から思うに、ナッシュビルはかなり大きな町なので、多分、郊外まで足を伸ばせば、ちょっと違っていたと思うんです。でも、初めて訪れる町で、たった2泊で、郊外まで足を伸ばすのは難しいですね。。。

 

ということで、いわゆるホンキートンクバーが並ぶエリアはちょっと残念なところもあったのですが、期待していなかったところで、意外な発見もありました。 それが、こちら。

テネシー州議事堂Tennessee State Capitol  

テネシー州議事堂  Tennessee State Capitol

ナッシュビルはテネシー州の州都。 この州議事堂は、1859年に完成した歴史的な建物。

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大理石がふんだんに使われた、それはそれは美しい建物で、内部の議会場も歴史を感じさせる重厚的なもので、非常に興味深かったです。

なんだか、社会科見学みたいで、とっても楽しかったのだ!!

 

そして、こちらは、1900年に建てられた、ユニオンステーション(旧鉄道駅)

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今現在は、Union Station Hotel というラグジュアリーなホテルになっているのですが、それはそれは美しいロビーでした。

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Union Station Hotel

ここ、泊まってみたかったかも。。。

 

一方、私達が泊まったのは、ダウンタウンにある Courtyard Nashville Downtown というホテル。 昔銀行だった歴史的なビルを改装したホテルで、客室はモダンで快適、ロビー階も重厚感たっぷりのステキなホテルでした。

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Courtyard Nashville Downtown

Courtyard Nashville Downtown は、ロケーション的にも、ダウンタウンのど真ん中にあるので、非常に便利が良くオススメのホテルです。

 

最後に、ナッシュビルでのレストランについて。。。

実は、ナッシュビルでの食には、とっても期待していたのです。 というのも、以前サウスカロライナ州のチャールストンで訪れてめっちゃ気に入った HUSK というレストランの支店があるから。。。

ということで、到着した日、早速、ナッシュビルの HUSK へ。。。

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チャールストンのHUSK と同様に、美しい邸宅を改装した、とっても雰囲気の良いレストランです。

ランチ時だったので、メニューは限られていましたが、私は、A Plate of Southern Vegetables を。。。

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夫は、Husk Fried Chicken を。。。

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私の “A Plate of Southern Vegetables” は、真ん中にある温泉卵が浮かんだスープ状のもの(中にグリッツが入ってます)は、めっちゃ美味しかったのですが、その他の野菜は、あまりにありきたりで、ちょっとがっかり。 もうちょっとひとひねりして欲しかった。。。

そして、夫のフライドチキンですが、これは、衣が固くて中の肉もジューシーさに欠けていて、かなりがっかり。。。 実は、この HUSK のフライドチキンのレシピは、メルボルンにある Belles Hot Chicken という人気店のフライドチキンのもととなったものなんですよ。 私も以前ここのレシピをもとにフライドチキンを作ったことがあるんですが(→こちら)、私が作ったやつのほうが、よっぽど美味しかったぞ!!

ということで、ナッシュビルの HUSK には、かなりがっかりさせられました。 チャールストンのHUSKは、あんなに美味しかったのに。。。(→チャールストンのHUSKはこちら

 

ナッシュビル二日目の夜は、2nd Avenue の George Jones Museum というミュージアムの屋上にある、ルーフトップバーへ。。。

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ライブ演奏を聴きながら、ワインとフライドチキンとサラダを注文。

ルーフトップバーで、グラスやら食器やらを投げたりしたら危険だからでしょうか、カトラリーやお皿、グラス類は全てプラスチック。 カジュアルで、なんてことないバーですが、なかなか良かったです。

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フライドチキンも、HUSK のよりジューシーで美味しかったぞ!

 

 

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