街歩きが楽しい!! ガレ(ゴール)旧市街

スリランカ

[2016年1月20日~30日  スリランカ旅行記⑫]

エッラからウナワトゥナに到着した日は、ビーチとホテルのプールでのんびり。そして、翌日は、ウナワトゥナのすぐ近くにある世界遺産の街ガレ (Galle) へと観光に出かけました。ウナワトゥナからガレまでは約6キロ。前回のブログ(→こちら)にも書きましたが、ウナワトゥナに宿泊したのは、ガレの街を観光するためです。

ちなみに、ガレ (Galle) は、英語ではゴールと発音するようで、日本語表記でも「ゴール」となっていることが多いようですが、私たちのガイドのサリヤさんは、たしか「ガレ」と発音していたので、ここでは「ガレ」と表記することにします。

スリランカ南部、インド洋に面したガレ (Galle) は、古代から港町として栄えていたところ。そんなガレに欧州の勢力が入って来たのは16世紀。ポルトガルがガレに貿易拠点を築きました。

ポルトガルの貿易拠点と成ったガレは、その後、1640年にオランダ軍の攻勢により陥落。オランダによって、ガレの要塞 (Galle Fort) が建設されました。この時オランダによって築かれた城壁に囲まれたエリアが、現在、世界遺産となっているガレの旧市街です。

18世紀終りになると、イギリスがオランダからスリランカの支配権を奪ったため、ガレの町もイギリスの支配下となりますが、オランダによって形成されたガレの要塞や建造物をそのまま利用したため、ガレの旧市街には、オランダ統治時代の古い街並が残っているのです。

ガレの旧市街は、まるでヨーロッパの旧市街のように、城壁で取り囲まれています。

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旧市街へと続く門をくぐると、そこは、まるでタイムスリップをしたかのような街並。

美しい大木が茂る裁判所前の広場

美しい大木が茂る裁判所前の広場

裁判所(ドアがなくて、中で裁判をしている様子が丸見え!)

裁判所(ドアがなくて、中で裁判をしている様子が丸見え!)

オレンジ色の瓦屋根が続く美しい街並

オレンジ色の瓦屋根が続く美しい街並

独特の建築様式

独特の建築様式

18世紀に建てられたオランダ教会

18世紀に建てられたオランダ教会

19世紀に建てられたオールセインツ教会(英国国教会)

19世紀に建てられたオールセインツ教会(英国国教会)

まるでヨーロッパの旧市街に迷い込んだかのような景色ですが、そんな中にも、仏塔があったり、イスラム教の建物があったり、様々な建物を眺めながらの散策がとっても楽しい!

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こちらは、ガレの灯台と城壁。

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この城壁の上をず〜っと歩けるようになっていて、ここからの海の景色が、これまた素晴らしい!

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そして、ガレの旧市街の中には、古い建物を利用したお洒落なレストランやカフェ、お土産物屋さんもあちこちにあるんです。

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あー、ガレの旧市街の中に1泊して、夕方や早朝にぶらぶらとお散歩したり、レストランで食事ができたら、めっちゃ楽しかっただろうなあ。。。

ガレの旧市街を観て回った後は、旧市街の外にあるフィッシュマーケットを覗いてみました。

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フィッシュマーケットといっても、海沿いの道路際にこんな風に魚を並べて売ってるだけ。水揚げしたものをそのまま並べて売っているので、新鮮なのは間違いないのですが、こんな気温が高いところで、氷も冷蔵もなしっていうのは大丈夫なんだろうか。。。 せっかく新鮮な魚なのに勿体ない!!!

ガレは、結構大きな町なので、旧市街の外では、ごちゃごちゃしたカオスも見られます。 私たちは、新市街ではフィッシュマーケット以外は立ち寄りませんでしたが、あのカオスの中を彷徨ってみるのも楽しかったかも。。。

前回のブログにも書きましたが、やっぱり、ガレに1泊するべきでした。 残念!!

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