バレンシア再訪

スペイン

2026年5月

デニアから高速バスで1時間45分、バレンシア州の州都バレンシア(Valencia)にやってきました。この町を訪れるのは11年ぶり、2度目です。

バレンシアは、マドリード、バルセロナに次ぎ、スペインでは3番目に人口が多い大都市ですが、見どころの多くは旧市街のエリアに纏まっているので、とても観光がしやすい町です。

バレンシアの一番の魅力は、旧市街の歴史的建造物の美しさ。建物のファサードには華美な装飾が施されていて、目を見張るものがあります。

国立陶器博物館となっているマルケス・デ・ドス・アグアス宮殿(Palacio del Marqués de Dos Aguas)
サンタ・カタリナ教会の鐘楼(Campanario de Santa Catalina)
サン・ファン・デ・ラ・クルス教会(Iglesia de San Juan de la Cruz)

バレンシアに富をもたらした絹産業

バレンシアは、15世紀~18世紀にかけて、ヨーロッパにおける絹産業の中心地として大変栄えた町です。旧市街に建つラ・ロンハ・デ・ラ・セダ(La Lonja de la Seda)は、当時、絹の取引が行われていた場所。

15世紀に建てられた絹の商品取引所 ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

現在はユネスコ世界遺産に登録されており、入場料€2で内部見学が可能です。

「契約の間」と呼ばれるメインホールは、優美な螺旋状の柱が並ぶ、バレンシア・ゴシック様式。

一方、オレンジの木が植えられた中庭は、かつてこの地を治めていたイスラム文化の影響が見られます。

バレンシア中央市場

ラ・ロンハ・デ・ラ・セダから道路を挟んだ向かい建っているのが、バレンシア中央市場(Mercat Central de Valencia)。

生鮮食品からハム、そしてパエリアまで、美味しそうな食べ物がずらりと並ぶ巨大な市場は、見ているだけで楽しいです。

中央市場の周辺には、レストランやバルがたくさん並んでいて、多くの人で賑わっています。

私たちは、中央市場のすぐ近くにある Esquinita Mia というバルっぽいお店でランチ。

シンプルでカジュアルなランチですが、とーっても美味しかったです。

バレンシア大聖堂

美しい建物がたくさん並ぶバレンシア旧市街の中でも、私が特に好きなのが、バレンシア大聖堂の周辺です。

バレンシア大聖堂(Catedral de Valencia)は、13世紀~17世紀にかけて幾度も改築・増築が行われたため、様々な建築様式が混在しています。

使徒の門(La Puerta de los Apóstoles)とミゲレテの塔(Torre Campanario El Miguelete)は14世紀~15世紀建造のゴシック様式
鉄の門(Puerta de los hierros)は18世紀建造のバロック様式
パラウの門(La Puerta del Palau)は13世紀建造のロマネスク様式

大聖堂の周辺には、美しい広場や建物がいっぱいあって、中世の雰囲気にどっぷりと浸ることができます、

セラーノスの塔とカルメン地区

大聖堂から北に向かって歩いていくと、旧市街の北端に、セラーノスの塔(Torres de Serranos)という壮大な門が聳え立っています。

かつてバレンシアの街を囲んでいた城壁の門で14世紀に建てられました。門の外側には、美しい彫刻が施されています。

そして、セラーノスの塔の周辺のカルメン地区(Barrio del Carmen)も、旧市街の他のエリアとはちょっと違った魅力がある面白いエリア。

バレンシアは全体的にとても優雅な雰囲気がする町なのですが、カルメン地区は、ちょっとボヘミアンでオルタナティブな雰囲気が漂っているんです。

バーやクラブがたくさんある地区なので、夜になると特に賑わうエリアらしいのですが、ユニークな美術館や博物館もあって、昼間にぶらぶらと散策するのも楽しかったです。

修道院を改装したモダンアートの美術館 Centre del Carme Cultura Contemporània
entre del Carme Cultura Contemporània
コルプス・クリスティ(聖体祭)に使われる巨大な山車や人形が保管・展示されている博物館 Museo del Corpus
コルプス・クリスティ(聖体祭)に使われる巨大な山車や人形が保管・展示されている博物館 Museo del Corpus

バレンシア名物  パエリア

バレンシアの食べ物といえば、パエリア!

バレンシア市の南にあるアルブフェラ湖周辺は、古くからお米の産地として有名な地域で、スペイン料理として有名なパエリアは、もともとこの地方で生まれたものなんです。

バレンシアは海にも面しているので、レストランでは魚介類のパエリアもメニューに並んでいますが、伝統的なバレンシア風のパエリアは、ウサギ肉と鶏肉とインゲンマメを使います。

パエリアは大好きなのですが、2人前からしか注文することができなくて、量がとても多いので、パエリアを頼むと他の料理が食べられなくなっちゃうのが玉にきず。。。

一人旅の方や、ちょっとだけパエリアを食べたい方は、バレンシア中央市場で売っているパエリアをテイクアウェイするのも良いかもしれませんね。

バレンシア中央市場で売っているパエリア

バレンシアで泊まった素敵なホテル

今回バレンシアでは、Grand Hotel Centenari というホテルに2泊しました。

2025年にオープンしたばかりのブティックホテルで、客室の内装も洗練されていて、とーっても素敵なホテルでした。

バレンシアの市庁舎が建つ市庁舎広場に面しているので、観光にもとても便利なロケーション。

ホテルの屋上にはルーフトップテラスとプールもあって、市庁舎広場が一望できます。

市庁舎広場(Plaza del Ayuntamiento)

今回のヨーロッパ旅行は約1か月にわたる長旅でしたが、いろいろと泊まったホテルの中で、このホテルが最も気に入りました!!

おすすめのホテルです。

→ Grand Hotel Centenari, Valencia

バレンシアへのアクセス

  • マドリードから高速鉄道で約2時間
  • バルセロナから高速鉄道で3時間強
  • バレンシアには空港もあり、スペイン国内からのみならず、欧州の主要都市からも多数のフライトが就航しています。

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