リスボン散策 DAY2

ポルトガル

リスボン観光2日目は、リスボンの中心部から少し足を延ばして、テージョ川河口のベレン地区へ。その後、リスボン中心部のカイス・ド・ソドレまで戻ってきて、リベイラ市場とピンク・ストリートを覗いた後、カイス・ド・ソドレ地区の北の高台に広がるシアード地区とバイロ・アルト地区で散策&ランチ。サンタ・ジュスタのエレベーターに乗って、バイシャ地区まで下りてくる、というルートで回りました。

ベレン地区(Belém)

リスボンの中心部から5キロほど離れた場所にあるベレン地区は、テージョ川の河口に面していて、明るく開放的な雰囲気のするエリアです。

ベレン地区の主な見どころは、

壮大なジェロニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)

ジェロニモス修道院は大変混雑するので、朝一番に訪れるのがおすすめ

テージョ川の要塞として建てられたベレンの塔(Torre de Belém)

美しいベレンの塔

そして、発見のモニュメント(Padrão dos Descobrimentos)と呼ばれる巨大な記念碑

発見のモニュメント

ジェロニモス修道院とベレンの塔は、ポルトガルの大航海時代に建てられてもので、世界遺産に登録されています。発見のモニュメントはエンリケ航海王没後500年を記念して1960に建てられた記念碑です。

そして、ベレン地区を訪れたら、忘れてはならないのが、「パステル・デ・ナタ」と呼ばれるエッグタルト。

パステル・デ・ナタは、ポルトガル名物として有名ですが、実はこのお菓子は、ベレン地区のジェロニモス修道院で生まれたものなんですよ。ジェロニモス修道院のすぐ近くにあるPastéis de Belémでは、ジェロニモス修道院で作っていたレシピで今もエッグタルトを作り続けています。

ベレン地区へは、リスボンの中心部からトラムやバスを利用して30分ほどでアクセスすることができます。

カイス・ド・ソドレ地区(Cais do Sodre)

ベレン地区からトラム(15E)でリスボンのカイス・ド・ソドレまで戻って来た後は、カイス・ド・ソドレ駅のすぐ向かいにあるリベイラ市場(Mercado da Ribeira)を覗いてみました。

リベイラ市場の中には、昔ながらの食料品市場のエリアと、10年ほど前にオープンしたフードコートのエリアがあるのですが、私が訪れたのは日曜日だったので、残念ながら食料品市場のエリアはお休み。。。 フードコートのエリアは、タイムアウト誌がプロデュースしているので、タイムアウト・マーケットと呼ばれています。

市場を覗いた後は、市場のすぐ近くにある「ピンク・ストリート(Pink Street)」と呼ばれるエリアへ行ってみました。

ピンク・ストリートは、ナイトクラブなどが軒を連ねる歓楽街の道をピンク色に塗り、カラフルな傘をたくさん飾って、イメージチェンジを図ったエリアです。

でも、全然可愛くないし、路面もこぼれたビールか何かでベタベタしてて気持ち悪いし、ピンク・ストリートを訪れる価値は、まったくないと思います。

シアード地区(Chiado)とバイロ・アルト地区(Bairro Alto)

カイス・ド・ソドレ地区を散策した後は、その北にあるシアード地区とバイロ・アルト地区へ。

シアード地区とバイロ・アルト地区があるエリアは高台になっているので、ビカ線(Bica)のフニクラ(ケーブルカー)を利用しようと思っていたのですが、私が訪れた時はビカ線が故障か何かで走っていなかったので、22B番のバスを利用して、ルイス・デ・カモンイス広場で下車。

ルイス・デ・カモンイス広場(Praça Luís de Camões)は、シアード地区とバイロ・アルト地区の境目に位置する賑やかな広場です。

この広場には観光客に人気の28番トラムも停まるので、アルファマ地区やバイシャ地区からアクセスするなら、28番トラムに乗るのがおすすめ。

シアード地区とバイロ・アルト地区は、個性的なショップやカフェ、レストランなどが並ぶとってもお洒落なエリアです。

街並みも素敵だし、良さげなお店もいっぱいあって、散策がとっても楽しい! 私は、リスボンの中では、このエリアが一番好きだなあ。

散策中に見つけた Rica Sabor という可愛いレストランでランチ。

リスボンではサーディーンのグリルを食べなくっちゃ、と思っていたので、目的達成! とても美味しかったです。

サンタ・ジュスタのエレベーター

ランチを食べた後は、また少しバイロ・アルト地区とシアード地区を散策して、カルモ広場(Largo do Carmo)へ。

カルモ広場
今現在は考古博物館になっているカルモ教会

カルモ広場のすぐ隣に建つカルモ教会の裏手には、サンタ・ジュスタのエレベーター(Elevador de Santa Justa)があり、高台のシアード地区と丘の下のバイシャ地区との間をエレベーターで行き来できるようになっています。

1902年に完成したサンタ・ジュスタのエレベーター

サンタ・ジュスタのエレベーターの乗車料金はとても高いのですが(往復€6.10)、リスボンの公共交通機関CARRISの1日乗車券にはサンタ・ジュスタのエレベーターも含まれています。

また、エレベーターに乗らない方も、上階のエレベーター乗場からは素晴らしい景色を眺めることができますので、是非乗り場まで行ってみてくださいね。

サンタ・ジュスタのエレベーター乗場(上階)からの眺め

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