ガリシア州の港湾都市 ビーゴ

2019年5月~6月 ヨーロッパ旅行

サンティアゴ・デ・コンポステーラに2泊した後は、ガリシア州南部のビーゴ (Vigo) へ移動。

ビーゴの町に特に興味があったという訳ではないのですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラからポルトガルのポルトへ一気に移動してしまうのはちょっと遠いなあ、ということで、丁度中間あたりにあるビーゴに2泊してみることにしたのです。

サンティアゴ・デ・コンポステーラからビーゴへは、鉄道だと1時間弱、高速バスだと約1時間半。高速バスのほうが時間は余分にかかるのですが、大きなスーツケースを持っての移動だったので、私たちは高速バスを利用しました。

→ サンティアゴ・デ・コンポステーラからビーゴへのバスの時刻表はこちら

ビーゴは、19世紀以降、造船業や水産加工業、車の製造業などで栄えてきた港湾都市。ビーゴ湾という大きな湾に面したビーゴの港は、ヨーロッパ最大の漁港で、世界最大規模の水産会社の本拠地でもあります。

ロンリープラネットには、

Depending on where you point your lens, Vigo is either a historic and cultured city or a gritty industry port. 

と書いてあったので、あまり見栄えが良くない港町なんだろうな、と、正直あまり期待はしていませんでした。

計画を立て始めた時は、1泊でいいかな、と思っていたのですが、調べているうちに、バルやレストランが充実している、という情報を見かけて、ひょっとして面白い街かも?と思い、2泊することにしました。

実際に訪れてみると、確かに、海沿いのエリアの大部分には、貨物船や漁船のターミナルや水産物の加工所、造船所などの設備などが並んでいて、決して美しいウォーターフロントとは言えません。

でもね、工業的なウォーターフロントとは対照的に、町の中心部(新市街)には、美しい建物が数多く並び、驚くほどエレガントな街並みが広がっているんですよ。

調べてみると、ビーゴは、ガリシア州で最も人口の多い町なのだとか。大きな町なので、もちろん、荒廃したエリアもあるのでしょうが、少なくとも町の中心部はとても美しく、様々な産業のおかげで潤っているんだな、と感じることができる魅力的な町です。

エレガントなビーゴの新市街の中でも、特に気に入ったのが、コンポステーラ広場 (Praza de Compostela) の周辺です。

広場一帯が公園になっていて、その両側には、エレガントな建物やカフェが並んでいます。

この広場から一本北側(海側)にあるRue de Luis Taboadaという通りにも、素敵なバルやレストランがたくさん並んでいました。

ビーゴには、このエレガントな新市街に加え、旧市街 (Casco Vello) もあります。

旧市街のカテドラル Concatedral de Santa Maria

とても小さな旧市街なのですが、カテドラル前の広場からコンスティトゥシオン広場周辺には、たくさんのバルが並び、多くの人で賑わっています。

カテドラル前の広場
旧市街の細い路地
路地に並ぶバル
賑やかなコンスティトゥシオン広場 (Praza da Constitucion)

旧市街から500メートルほど南に歩いたところには、カストロ山(Monte de O Castro)という小高い丘があり、丘全体が公園地帯になっています。

カストロ山の頂上には、17世紀の城塞(Castelo do Castro)が残っています。

遊歩道を歩いて、頂上の城塞に到着。

城塞の中の展望スポットからは、ビーゴ湾を一望することができます。

大西洋から深く入り込んだビーゴ湾は、まるで湖のように穏やか。

こちらは、ビーゴ湾の入り口方向を見たところ。

遠方に見えるシエス諸島(Illas Cies)は、美しいビーチで知られる島々です。夏季にはビーゴからフェリーが頻繁に運行していて、日帰りでシエス諸島まで訪れることもできます。

ビーゴでは、マリオット系の AC Hotel Palacio Universal というホテルに泊まりました。

海沿いに建つエレガントなホテルで、内装はモダンで快適。

おしゃれなカフェが並ぶコンポステーラ広場まで徒歩2分、旧市街のカテドラルまで徒歩3分と、最高に便利なロケーション。

ビーゴのウォーターフロントは大部分が産業施設が並んでいてあまり見栄えが良くないと前述しましたが、このホテル周辺の海辺にはヨットが停泊するマリーナが広がっているので、部屋の窓からの景色も良く、とても気に入りました。

客室からの景色

ビーゴのおすすめホテルです。

→ AC Hotel Palacio Universal

ガリシア州は雨が多いことで知られるエリアなのですが、サンティアゴ・デ・コンポステーラでも、ビーゴでも、晴天に恵まれ、とてもラッキーな滞在となりました。

ビーゴは、観光地としての見どころは少ないのですが、街並みが美しく、とても居心地の良い町でした。夏なら、フェリーに乗って、シエス諸島まで日帰りで出かけるのも楽しいだろうなあ、と思います。(→ シエス諸島へのボートの時刻表はこちら

次回のブログでは、ビーゴで食べた美味しいものをご紹介します。

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