極上のリゾート in オマーン

オマーン

2015年2月 中東旅行 [4]

ドバイに2泊した後は、オマーン (Oman) の首都マスカット (Muscat) へ移動。

オマーンはドバイのすぐ南にある国。 ドバイからマスカットまでは、飛行機で1時間弱です。

オマーンは知名度の低い国ですが、

  • 美しい海岸線・険しい山岳地帯・広大な砂漠地帯といったバラエティに富んだ自然がいっぱいで
  • アラブらしい白い建物が並ぶ町並み・民族衣装をまとった人々といったエキゾチックな文化に触れることができて
  • 治安が良く、インフラも整っている

と、観光地としてもとても魅力的な国です。

 

今回私たちが滞在したのは、マスカット空港から40kmほど東にある アル・ブスタン・パレス (Al Bustan Palace) という海辺のリゾート。以前はインターコンチネンタルの系列だったようですが、今はリッツカールトンになっています。

アル・ブスタン・パレスは、1985年にオマーンの国王(スルタン)が湾岸アラブ諸国サミットのために建てたというホテル。

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“Palace” という名にふさわしい壮大なロビー。ロビーでは乳香(フランキンセンス)が焚かれ、チェックイン時にはオマーンコーヒーとナツメヤシが振舞われます。

このイスラム様式の美しいロビーも印象的ですが、何と言っても気に入ったのが、海に面したプールのエリア。

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そして、このホテル、ロケーションがまた最高なんです。

美しいビーチに面していて

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背後には険しい山岳地帯が迫っています。

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こんな極上リゾートで、3泊4日、のんびりと寛いで過ごしました☆

 

今回オマーンを訪れて、最も驚いたのが、インフラがとても整っているということ。 空港からホテルまでもきちんと整備された道路が走っているのですが、道路脇には綺麗にお花が植えられているし、街路樹もきちんと選定されているし、道ばたにはゴミひとつ落ちていない!

でも、こんなにインフラがきちんと整備されたのは、今の国王になってからのことで、わずか40年前までは、病院や学校といった施設も殆どなく、かなり生活水準が低かったんだそう。

当然のことながら、今の国王は国民にとても指示されているそうですが、なんと今の国王には後継ぎの子供がいないんだそうです。。。 絶対君主制の国なので、国王の血筋を引いた誰かが後を継ぐことになるんでしょうけど、皆に尊敬されている現国王の後を継ぐのはとても難しいだろうなあ。。。とちょっと心配になってしまいます。

そしてもうひとつ、オマーンを訪れて驚いたのが、人種が多様なこと。 オマーンは古くから海洋交易で繁栄した国で、一時は、東アフリカ沿岸や、インド・パキスタンの一部を支配していたこともあるんだそう。 そういう歴史もあってか、もちろんアラブ系の人が一番多いのですが、インド系やアフリカ系の人も多く、民族衣装を纏うなどオマーンの文化を大切にしながらも、異文化に対しても非常に寛容な印象を受けました。

マスカット滞在中は、リゾートでのんびりしただけではなくて、オールドマスカットとマトラスークの観光もしたので、続きはまた明日のブログで!

 

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