ドバイで食べるペルシャ料理

アラブ首長国連邦

2015年2月 中東旅行 [3]

ドバイは様々な人種が集まるコスモポリタンな町なので、レストランのバラエティも豊か。

インド料理、イタリアン、フレンチ、日本料理、中華、トルコ料理、レバノン料理などなど、よりどりみどりなのですが、折角アラブ圏までやってきたのだから、ミドルイースタンなものが食べたいな、と思って選んだのが、ペルシャ料理のお店。

Lonely Planet や Frommers でも推薦されていたドバイのデイラ地区にある Shabestan というレストランで、Radisson Blu Dubai Deira Creek というホテルの中に入っています。

メルボルンも移民が多い町なので、中東系のレストランはたくさんありますが、ペルシャ料理(イラン料理)の専門店っていうのはあまり見かけないですよね。

まず、最初にサービスで出て来たのが、こちらのパンとヨーグルトのディップ。

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ミドルイースタンのお料理ではこういう薄っぺらいパンがよく出て来ますが、今まで食べたことがあるミドルイースタンのパンのようなもっちり系のパンではなくて、サクサクしたパンです。きっと使っている粉が違うんでしょうね。 これ、香ばしくて、とっても美味しかったです!

そして、ヨーグルトのディップも、よくあるヨーグルトディップとはちょっと違う。酸味も少なくて、中にクルミとドライフルーツが入っていて、とってもまろやか〜。

オーダーしたお料理が出てくる前に食べ過ぎちゃうとお腹いっぱいになっちゃいますが、美味しくて、ついつい手が出てしまいます!

 

さて、メニューのほうは、中東料理でおなじみのケバブ類も豊富なのですが、折角なので、食べたことのないものばかりを選んでみました。

先ずは、前菜からベジタリアンものを2品。

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左:Nargesi —- ほうれん草をソテーしたものに、Kashkというサワークリームとサフランのソースのようなものがかかっています。

右:Mirza Ghasemi —- メニューには “Puree of Baked Aubergine, Tomato & Fried Egg” という説明がついていたので、バーバガヌーシュみたいなものかな?と思っていたのですが、トマトを使っているので、甘みがあって、まるでイタリアンのような一品でした。 ナスとトマトにオリーブオイルを振りかけて、じっくりオーブンで焼いてピュレ状にしてるんだと思います。 半熟状態の目玉焼きを崩して混ぜると、さらにまろやかになって、とっても美味しい! これ、家でも真似したいです。
そして、メインはお店のスペシャリティの中から、Fesenjan-Ba-Morgh という一品。

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鶏肉をクルミとザクロのソースで煮込んだもの。 一見カレーのように見えますが、ソースにはザクロを使っているので、果物の甘みと酸味が利いていて、とってもマイルドで美味しい。

サイドでついてきたライスと一緒に、お焦げを四角く切った物が一緒に出て来て、お店の方が「こうやって食べるんですよ」と、お焦げの上にソースを塗ってくれました。

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お焦げの部分が美味しいっていう感覚は、お米を食べる食文化ならではですよね!

ちなみに、こちらのお店は、サラダバーがあって、好きなだけ新鮮な生野菜が食べられるのも嬉しかったです☆
そして、食事の後は、Iranian Tea。

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ミントの葉っぱが入った紅茶です。 器やスプーンが可愛い〜。
サービスで、焼き菓子の盛り合わせも出て来ましたよ☆

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お料理も美味しかったし、お店のスタッフの方もとても感じがいい。 なかなか良いレストランでした☆

 

 

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