ビクター・ハーバーで2泊した後は、北上して、マクラーレン・ベール (McLaren Vale) のエリアへ。 マクラーレン・ベールは、ビクター・ハーバーとアデレードの丁度中間辺りに位置しています。
マクラーレン・ベールは、ワインの生産地として有名なところ。 見渡す限りブドウ畑が広がっています。
この一帯には、70以上ものセラードアがあるんだそう。
マクラーレン・ベールのワインといえば、シラーズが有名です。 実は、私、フルボディの重いシラーズはそんなに得意じゃないんですが、やっぱり来たからには、ワイナリー巡りは欠かせません。
というわけで、セラードアを数箇所回った後は。。。
やっぱり、ランチでしょ!!!
ワイナリーのエリアには、美味しいレストランがたくさんありますからね。
この日は、3連休の日曜日で、しかもスクールホリデー最後の日曜日。 人気のレストランは予約しておかないと入れないかも、と思い、前もって色々調べた結果、選んだのは、マクラレンベールではなくて、ウィランガというところにあるレストラン。
ウィランガ (Willunga) は、マクラーレンベールから5キロほど南にある小さな町。とても小さな町なので、町というよりも「村」とか「集落」といったほうがいいかもしれません。
古い建物が並んでいて、とーっても趣のある可愛い街並みです☆
ランチに訪れたのは、この可愛らしい町の一角にある、Fino というレストラン。
お天気も良かったので、こんなリラックスした雰囲気の、外の席でお料理を頂くことに。。。
こちらのレストランのメニューは、全てシェアすることを前提として作られています。
和牛(オーストラリアで飼育した和牛)のパストラミ
これ、メチャうま! 紙のように薄くスライスしたパストラミは、和牛を使ってるので、口の中でとろけるような美味しさです。 上に載ってるカリフラワーのピクルスとディルとの相性も抜群。
オーストラリアのレストランで和牛を使ってる場合「あー、和牛をこんな風にしちゃったら、もったいない」と思うことが多いのですが、これは、「うん、和牛はこういう風に料理しなくっちゃね」と、思わず笑みがこぼれる美味しさでした。
ヒラマサのセビチェ。セビチェにしては、柑橘類の酸味が少なめ。 ビネガーでピクルスにしてあるオニオンと一緒に食べると美味しいのですが、個人的には、柑橘系の酸味がもっと効いててほしかったかな。
シェリー酒で煮込んだラム肉。この日はかなり暑かったので、あまりラムの煮込みという気分でもなかったのですが、この「シェリー酒で煮込んだ」というところに惹かれて、これを頼んでみました。
これ、意外とあっさりした味で、美味しかったです。 ペッパーも、こんな風に、焼き目をつけてから煮込むと、風味が良くなって美味しいですね。
どれも、とても美味しくて、お店の雰囲気もサービスも良くて、大満足のランチでした。
ちなみに、このレストランは、ワイナリーレストランではありません。
実は、折角マクラーレンヴェールに来たんだから。。。と、最初はワイナリーのレストランを探していたのですが、評判の良いワイナリーレストランは日曜日はどこもコース料理のみ。 そんな中、こちらのレストランは、日曜日でもアラカルトOKで、更に“All our dishes are designed to be shared”とウェブサイト書いてあったので、迷わずここに決めました。シェアとかタパスという言葉に弱い私であります。
結果は、ここにして、大正解!!
ウィランガの町も、とっても可愛い町だったしね☆ このレストランを選んでなかったら、ウィランガの町には立ち寄ってなかったかもしれません。
短い旅の間に、こんなに美味しいレストランに遭遇できて、ラッキーでした!!
私の住むモーニントン半島にも、こんなレストランが欲しいなあ~。
Fino
8 Hill Street, Willunga, SA
Tel. 08 8556 4488
追記: Fino は、アデレードの北のバロッサバレーにあるワイナリーに移転しました。
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