３週間近く前のことになるのですが、オーストラリア・デーの連休に、サウスオーストラリア州のフルリオ半島まで出かけてきました。
フルリオ半島 （Fleurieu Peninsula） は、アデレード (Adelaide) の南に伸びる半島。 半島先端の Cape Jervis の沖合いには、観光地としても有名なカンガルー島があるのですが、今回私達が訪れたのは、アデレードから真っ直ぐ南に降りたビクター・ハーバー (Victor Harbor) 周辺と、その途中にあるマクラーレン・ベール (McLaren Vale) のエリアです。
まず最初に向かったのは、ビクター・ハーバー (Victor Harbor) という海辺の町。 アデレードからビクター・ハーバーまでは約80キロ、車で１時間ちょっとの道程です。
あれっ？と思ったのは、このビクター・ハーバーという町、「ハーバー」というスペルがアメリカ英語なんです。オーストラリアでは、通常、英国式の英語が使われるので、「ハーバー」は Harbour と u が入るのが普通なんですけどね。なぜ、この地名に、アメリカ英語が使われているのか、理由はよくわかりません！
ビクター・ハーバーの町は、エンカウンター・ベイ (Encounter Bay) という湾に面しています。
現在はリゾート地として栄えている町ですが、その昔は港町として、特に19世紀には捕鯨基地として栄えていたので、当時を思わせる古い建物もたくさん残っていて、なかなか趣がある街並みです。
町のすぐ沖合いには、グラニット島 (Granite Island) という小さな島があり、ビクター・ハーバーの町と橋で繋がっています。
わずか600メートルの橋なので、もちろん歩いて渡れるのですが、観光客用に馬が引くトラムもあるので、それに乗って渡ることもできます。
このグラニット島は、島全体が自然公園として保護されているのですが、ここには、リトルペンギンも生息しているんだそうです。 島にはペンギンセンターという施設もあって、ペンギンを見学したりできるようですが、私たちは朝早く出かけたので、残念ながら未だ開いていませんでした。
ペンギンの見学はできませんでしたが、グラニット島をぐるっと一周するウォーキングトラックがあったので、歩いてみることに。。。
ビクター・ハーバーの町に面した、島の北側は、とてもなだらかで穏やかな景色なのですが。。。
島の裏側（南側）に出ると、景色が一変！
巨大な岩がいっぱい。
ちょっとカンガルー島に似てますね。
ぐるーっと島を一周して、島の北側に戻ってくると、海も波がなくて、こんなに穏やか。
わずか1.5キロのウォーキングトラックですが、景色も素晴らしく、とても気持ちの良いお散歩コースでした☆
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