キャサリンに1泊した後ダーウィンに戻る途中、リッチフィールド国立公園 (Litchfield National Park) を訪れました。
リッチフィールド国立公園には、美しい滝がたくさんあります。 これらの滝は、湧水が水源となっているので、乾期でも水が枯れることがないんだそうです。
とっても素晴らしいところでしたよー。
こちらは、マグネティック・ターマイト (Magnetic Termite) という種類の蟻によって作られた蟻塚。
薄っぺらい蟻塚が、全て同じ方向を向いて立っていて、まるで墓石のよう。
日光による蟻塚内の温度変化をなるべく少なくするために、こんな薄っぺらい形をしてるんだそうです。
南北に面する面積がなるべく少なくなるように蟻塚を形成するので、全ての蟻塚が同じ方向を向いているというわけです。 マグネティック・ターマイト、賢い蟻だなあ。
ノーザンテリトリーには、先日写真を載せたような巨大な蟻塚があちこちで見られるのですが、こんな不思議な形をした蟻塚を見るのは初めてです!
フローレンス滝 (Florence Falls)
水が左右から流れ落ちる、とってもとっても美しい滝です。 滝壺で泳ぐこともできるんですよ。
滝壺までの階段をずーっと降りていくと、周りには美しい熱帯雨林が茂っていて、涼しくって気持ちいい!
バレー・ロックホール (Buley Rockhole) という、フローレンス滝のすぐ近くにある自然に出来た岩のプール。
段々になったロックプールに上から水が流れていて、とっても気持ち良さそう!!
トルマー滝 Tolmer Falls
高い絶壁から流れ落ちる壮大な滝です。 トルマー滝の滝壺付近は、珍しい種類のコウモリの住処となっているため、人が近づけないように保護されています。
右側の大きな滝と左側の小さな滝が崖から流れ落ちていて、とても美しい。 滝つぼがとても広くて、プールのようになっています。
普段は泳ぐこともできるのですが、今はワニがいるらしく、遊泳禁止になっていました。
今回 “ダーウィンに行く” って友人や知り合いに言うと、皆、口をそろえたかのように、”リッチフィールド国立公園に行くべし”っていうアドバイスが帰ってきたんだけど、なるほど、納得です。
ダーウィンからは100km強なので、十分日帰りでも楽しめるし、お弁当と水着を持って、こんなところでゆっくり1日過ごしたら、さぞかし楽しいだろうな~と思いました。
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