リーズに宿泊した翌日訪れたのが、ヨークシャー地方の古都 ヨーク (York)。
城壁でぐるりと取り囲まれたヨークの町。 Lonely Planet のガイドブックには、城壁内で車を停めるところを見つけるのは大変だと書いてあったので、城壁のすぐ外にある鉄道駅の近くの駐車場に車を停めて徒歩で城壁内へと入りました。(実際には、朝早かったので、城壁内の路上の駐車スペースも空いてたので、なんだか肩透かしをくらってしまいました。。。)
美しい門から城壁内へ入ると、こんなに美しい街並みが続いています。 もう、この時点で、ヨークの町が大好きに!!
なんだかとっても古そうな雰囲気の小さな広場に出くわしたので、そこから路地を入っていってみると。。。
シャンブルズ (The Shambles) と呼ばれる古い古い商店街でした。
ただでさえ狭い路地なのに、道の両側に並ぶ建物が上の階になるほど出っ張ってきているので、とっても薄暗いです。 狭い土地に少しでも面積の広い建物を建てようとする知恵でしょうか?
早朝で、更に日曜日だったので、お店も開いてないし、人もいなくてひっそり。 こういうひっそりとした雰囲気も良いけど、ここはお店が開いている時にも是非訪れてみた~い!!
ヨークにはこの他にもたくさん見所があるようなのですが、このあたりで時間切れ。 この日は、このあと湖水地方までと先が長かったので、後ろ髪をひかれつつヨークの町を後にしました。 城壁の上を歩いたりもできるようだし、また絶対来るぞ~と心に誓って。。。
さて、ヨークを訪れた後、湖水地方へ向かって西へと車を進める途中、ほんのちょっと回り道をして、ヨークシャーデールズ国立公園 (Yorkshire Dales National Park) を通っていくことにしました。
デール (Dale) というのは英語で谷という意味で、ヨークシャーデールズはいくつもの谷が連なる広大なエリア。
ここが、又、それはそれは景色の美しいところで。。。
緑の丘が連なるところに、石を積み上げて囲いにした放牧地。 古~い石造りの納屋やファームハウス、石造りの建物が集まる小さな集落。 うわ~、ここで牧畜を営んでいる人たちは、ひょっとして何百年も変わらない暮らしをしてるんじゃないだろうか?って、なんだかタイムスリップをしたような気分になりました。 あっ、そうそう、ヨークシャーデールズから北西へと抜ける道では、馬車で移動中のジプシーにも遭遇したんですよ!
ヨークシャーデールズ、こんなに感激をしたのに、実は写真がこれしかありません。
で、この写真もヨークシャーデールズ国立公園の美しさを全然伝えられてなくて、ちょっと悲しい。
。。。というのも、ヨークシャーデールズに着いた頃から雨が降り出して、かなり本格的な降りになってしまったんですよー。
あ~、お天気の良い日に、こんなところでゆっくり過ごせたらどんなに楽しいことか。。。 こちらもヨークの町同様、かなり後ろ髪をひかれる思いでした。
こんな感じで駆け足で回ったヨークシャー地方、本当に気に入りました。 今回訪れたリーズ、ヨーク、ヨークシャーデール以外にも見所はたくさんあるようなので、今度来るときはもっともっとゆっくりヨークシャー地方に滞在したいです。
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