2016年7月18日~23日 オーストラリア キンバリー地方 [3]
オード川の灌漑事業によって出来たカナナラの町には、「水辺の景色」を楽しむことができる場所がたくさんあります。
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オード川を堰き止めて分水ダムを作ったことによってできたカナナラ湖 (Lake Kununurra)。
写真右手の奥のほうに見えているのが、カナナラの分水ダムです。
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カナナラ湖から入り込んだリリー・クリーク・ラグーン (Lily Creek Lagoon) という美しい沼。
ここには、いつも、水鳥がいっぱい集まっています。
ラグーンの向こう側に見えるのは、スリーピング・ブッダ (Sleeping Buddha) と呼ばれる岩山。
この岩山は、違う角度から見ると象の背中のようにみえることからエレファント・ロック (Elephant Rock) とも呼ばれます。
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カナナラ分水ダムの下流にあるアイバンホー・クロッシング (Ivanhoe Crossing) という場所。
滝みたいに見えますが、ここは、車で対岸に渡れるようになってるんですよ。
ほら、こんな風に。。。
ただし、雨期になると、水かさが増して渡れなくなるんだそうです。
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カナナラの町の近くにあるバレンタイン・スプリングス (Valentine Springs)。
乾期なので水量は少ないですが、この周辺には、こんな感じの秘境感溢れる自然のプールがいっぱいあるんですよ!
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さて、こんなに美しい水辺がたくさんあるカナナラですが、注意しなくてはいけないのが「ワニ」です。 そう、オーストラリア北部の水辺にはワニがいるんですよ。
オーストラリアには「ソルトウォーター・クロコダイル」と「フレッシュウォーター・クロコダイル」いう2種類のワニがいます。
ソルトウォーター・クロコダイルは、巨大で獰猛なワニで、海水と淡水の両方に生息しています。いわゆる「人食いワニ」っていうのは、このソルトウォーター・クロコダイルです。
フレッシュウォーター・クロコダイルは、口が細く、比較的小型のワニで、淡水に生息しています。フレッシュウォーター・クロコダイルは、魚を主食としていて、人間に危害を与えることはめったにないんだそう。
カナナラの場合、カナナラ分水ダムよりも上流には、フレッシュウォーター・クロコダイルしかいないので、カナナラ湖やリリー・クリーク・ラグーンでは、ウォータースポーツを楽しんだりボート遊びをしている人たちもいます。
一方、カナナラ分水ダムより下流にはソルトウォーター・クロコダイルがいますので、要注意! アイバンホークロッシングなどでは、巨大なソルトウォータークロコダイルが川岸で日向ぼっこをしていることもあるようです。
水辺には、大体、注意書きのサインが立ってますので、水辺に近づく前には、必ず注意書きをチェックしましょうね!!
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