2016年7月18日~23日 オーストラリア キンバリー地方 [9]
前回のブログでは、2WDの車でも簡単にアクセスできる場所として、ウィンダムとグロットをご紹介しましたが、ウィンダム周辺には、4WDでのワイルドなドライブを楽しめる場所も沢山あるんです。
2年前に訪れた時は、2WDの車をレンタカーしたので、舗装されていない道をドライブすることはできなかったのですが、今回は4WDの車を借りたので、4WDでしかアクセスできない場所も思いっきり楽しんできました。
先ずは、ウィンダムの町外れからキングリバーロード (King River Road) という未舗装の道を20キロほどドライブ。
この崖の中腹には、アボリジニの壁画が残っているんです。
この周辺は、かなり秘境らしい雰囲気がする場所で、こんな美しい鳥にも出会う事が出来ました!
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アボリジニの壁画を鑑賞した後は、ウィンダムの南西にあるパリーラグーン自然保護区 (Parry Lagoon Natural Reserve) へ。
ウィンダムの南からパリークリークロード (Parry Creek Road) という未舗装の道を入って行くと、テレグラフヒル (Telegraph Hill) という小高い丘に到着。、アウトバックの乾燥した丘の上に、20世紀初頭の無線電信所の廃墟が残っています。
そして、この丘からの眺めが素晴らしい!
見渡す限り続くアウトバックの大地と湿地帯。この辺り一帯は、パリーラグーン自然保護区 (Parry Lagoon Natural Reserve) という自然保護区になっています。
ここから、こんな乾燥したアウトバックのガタガタ道をドライブして。。。
遠くに見えていた湿地帯の水辺に到着。
パリーラグーン自然保護区の中にあるこの水辺は、Marlgu Billabongと呼ばれていて、野鳥の宝庫。野鳥が観察できるように、ボードウォークやハイド(野鳥の観察小屋)が設置されています。
睡蓮がたくさん浮かぶ美しい水辺には、ここに住む魚を求めて、水鳥がいっぱい!
大自然の中に、鳥の鳴き声が響き渡って、なんとも心が落ち着く場所です。水辺では、なんとソルトウォータークロコダイルも日向ぼっこをしていましたよ!!
このパリーラグーン自然保護区は、そんなに有名な場所ではないので、観光客も殆どいないのですが、大自然を満喫できる場所としてオススメです!
今回紹介したスポットへは、未舗装の道を走行しなくてはならないので、4WDの車が必須です。前回のブログで紹介したウィンダムとグロットと合わせて、カナナラから日帰りで回る事が可能です。
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